Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Jrエイトとの並漕練習;

昨年もT大Jrと春先に、荒川で並べて練習したが、今年も今日から実施した。
少し脱線するが、おやじが学生の頃は、「並べる」という動詞だったが、最近では動詞ではなく、「並べ」という名詞を使っている模様。我々の世代から聞くと奇妙な言葉だが、「並べる」ではなく、「並べをする」という変な話し言葉を良く聞く。。。名詞は「並べ」ではなく「並漕」なのだが、ちょっと言葉が難しすぎて、廃れてしまたったということか?
さて、話を元に戻すが、今年のT大Jr.は非常に人数が少なく、入部して1年にも満たないのに、人数が10名+αということで、エイト1杯しか組めない状況とのこと。例年ならエイトを2〜3杯組んで、Jrどうしで並べて練習出来るところであるが、今年は1杯きりなので部内で並漕練習するのが難しい模様。
一方、おやじの所属するOB会チームであるLBRCの方(平均年齢46歳、Jrとは親子の年齢差)も丁度良い練習相手が欲しかったところであり、今日から週末の乗艇練習でJrとOBクルーで並漕練習することになった。今日はその1回目。互いに1杯きりなので1出艇のメニューを全て並べることになった。往路はW.Upの後、低レートのライトパドル12分漕を2発。1発目はSR20。漕ぎだすと並べているのでいつもより水中を強く押して頑張るものの、相手がスルスルと出て行くのが分かった。それもその筈、こちらはクルー平均体重80kgオーバーでエルゴ2000mの生値が7分18秒程度。(75kg換算だと7'25"程度)これに対しJrクルーは75kg換算で7'00"程度なので、エルゴ記録だけを取ると、2000mで25秒ぐらいJrの方が速いということ。後はOBクルーの技術力でこの体力差を如何にカバーできるかというところがポイント。
低レートのライトパドルに関しては、テクニックである程度カバーしたものの、有酸素運動能力の差が大きく、1発目の12分漕では3艇身程差をつけられ負け。Jrの方が速いことが分かったので、2発目は2艇身程ハンデを貰って実施。前半はこちらがインカーブだったこともあり、中盤まで粘ったが後半に一気に抜かれてまた負け。
折り返して今度はパドル30本*8セット。セット毎にSR30から入り最後はSR34まで徐々にレートを上げていった。パドルではレートが高めということもあってか、ライトパドル程の差はなく概ね良い並漕になった。勿論、こちらも短漕では負けたくないというOBの意地もあるが。。。特に最後の8セット目は高めのレートで入り、更に最後の10本は2枚上げを入れて何とか勝利。(いい歳をして勝つと嬉しい)
次はメインイベントの2000m漕。ここでも2艇身のハンデを貰ってスタート。今日はコンスタントSR32としたが、250mを過ぎると2艇身の差がミルミル詰まるのが見えた。何とか1000m付近まで頑張ったがスッと抜かれて後はいつもの独漕。一応、最後はスパートまで入れたが2艇身以上差を付けられた模様。斜め順風の中でのタイムだが、今回は7'14"。4月末の東商戦までに何とか7分を切りたい。
最後はJrクルーが静止スタート練習(5-10-20)をするということで、4セットをお付き合い。その前のパドル短漕や2000mでグロッキー状態なので、並べずにライトパドルではどうかと提案してみたが、どうせだからやろうということで4セットをお付き合い。疲れているのでボロ負けと思いきや、静止スタート、特にハイピッチ10本、即ち、SR40オーバーのハイレートはOBの方が慣れており1本目は勝つことができた。勝てると俄然やる気が出てきた。2,3セット目は殆ど互角。ラストセットはOBの意地を見せようということで、ハイピッチはSR45まで上がり1/3艇身程先行。でもコンスタントに入ると低速が落ち、最後は1〜2シート差で辛勝。
でも並べて練習することでOBにとっても良い練習になった。(艇を上げると、久々の高負荷の乗艇でOBは皆脚がガクガク)暫くは双方に不都合がない限り、週末に並漕練習の予定。次回の2000mでは3Q位までは確り粘りたい。