Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

折返し要領に関する補足:

最初の頃は折返しポイントを見てからS-sideでブレーキを掛け、艇を廻し、そして加速していた。しかし、最近はポンドが空いていることを良いことに、折返しによるロスタイムを短縮して周回タイムを改善する方式に切り替えてきた。これにより、周回タイムが改善できたところも大きい訳だが、実際に漕ぐべき距離の中に折返しモードが若干食い込んでいた様だ。これを考慮せずネットの艇速やタイムを計算していた為、前述の様に実際のペースと試算ペースの食い違いが生じていた。
今回はこれを図学的に解析し、より正確なネットペースの計算方法に見直した。詳しくは上図の通り。ポイントとしては、ギリギリで折り返す場合は、折お返し1回当たり、実際に漕破すべき距離に対して20mをロスしてしまっているということ。今回はこのロスを計算に織り込んだ。
この様な折返し方法は、日中にポンドが混んでいる時間帯に漕いでいる学生諸氏には全く円の無い折返し要領ではあるが、シーズンオフの戸田コースでは、出艇しているクルーが非常に少ないのでこういう折返も可能だ。混んでいる時にこういう折返しをすると迷惑千番なので、夜間乗艇ではこんなことをしているスカラーもいるのかな?というイメージで捉えて頂きたい。この要領で昨日の18km漕のデータを評価し直すと以下の通りとなる。