Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

軽量級選手権観戦:

さて、おやじの注目する母校女子クルーの出漕するW4X+の6杯による一発決勝。レーン抽選で1レーンを引いたが、今日は北東の斜め逆風が吹いており、非常に有利なレーン。くじ運にも恵まれた。また、昨日、おやじのアドバイスに基づき、長年の使用により細かい傷や汚れの目立っていた船底をコンパウンドで磨いてあり、船底が新艇の如く真っ白に輝いていた。下の写真はクリーニングされて船底が綺麗になった本艇。船底磨きで1,2秒は速くなった筈。

さて、本番スタート。レース序盤から2強のS台大とW大Aがリード。少し遅れてT大、H大、W大Bが続く。今日の狙いは銅メダルなので、先行する2クルーは別枠とし、専ら3位争いの応援。500mを過ぎた辺りで、今日の風向きでは有利な1レーンのT大がジワジワとリードし始める。1000mを過ぎると水が空き更に徐々にリードを広げた。ここまでくれば大きなミスが無い限り3位は安泰。そのままの展開で、見事3位でゴールイン。1,2,3位の艇差は各々水が空いて間延びしたレース展開ではあったが、取れる時にメダルを取っておくのも重要だ。まあレーンに恵まれて3位をゲットした感もあるが、運も実力の内。取るべき時に確り取るというのも強さであり、今回は見事だった。T大女子クルーが全日本と名の付く大会で3位以内に入賞するのは今回が初めてと思ったが、H7年の軽量級選手権W4+(舵手付きフォア)で3位になったことがある模様。という事は、T大女子としては12年ぶりのメダル獲得ということだ。(今回使用した艇はH7に使用した時と同じ艇。この艇で軽量級の銅メダルを2度取ったことになる)
下の写真はWinning Rowに向かうT大クルー。ユニフォーム・船体・ブレードのカラーリングと良くマッチして非常に見栄えが良かった。

銅メダル獲得のクルーとIコーチ。笑顔が輝いて見える。

夏のインカレは、7月末納入の新艇で望む予定。夏もメダルを獲得してOBを喜ばせて欲しい。
以上