13時過ぎから戸田コースの西方面で稲妻が走り、雷雨の兆し。するとそれまで吹いていた東の風が止み、西の順風が吹き始めた。これは良いタイムが出そうなｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝ。
エイトの予選は2組あり、T大のチャンエイトは2組目。自転車が見当たらなかったので徒歩でスタート方向へ向かい、300m地点付近で観戦した。この組には強豪C大エイトも出漕しており、両クルーの調子を見るのに好都合だった。期待して見ているとスタートでT大が少し飛び出し、C大は出遅れる展開。250ｍ付近で半艇身程度の差がある様に見えた。但し、T大の方はレートが高すぎてブレードが水を引っかき廻す空回り漕ぎで、直ぐに失速しそう。一方のC大は勢いは無いが、一本一本確りと水を掴む2000mレースの＃１Qのシミュレーションをしている様に見えた。結果は後半全くタイム落ちの無かったC大が2'53"で1位、T大は中盤以降失速して2'56"で3位だった。
C大は調子が悪いという噂がある様だが、今日のレースを見る限り、照準をインカレに合わせて徐々に本調子に戻しつつある様に見えた。一方のT大はリズムが掴めずもがいている様だ。2000mレースを念頭において、基本に立ち返り調子を上げたいところ。
