Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

乗艇内容:

今日はゲートが開いており2000mコースを2周した。最初の往路はT君に1人で漕がせ彼の技量をチェックした。気付いた点は:

  1. 加速フォワード:エントリーに向けてギャザーしながら前に出るべきだがエントリー前にスコッと加速しながら前に突っ込む傾向あり。ギャザーしながらユックリ前に出る様に指導した。
  2. エントリーの叩き込み:キャッチ前のブレードが高く、ブレードを叩き入れ、また、蹴り入れる傾向あり。キャッチ回りで艇が止まる傾向あり。キャッチ廻りで艇が止まらぬ様にブレードをキャッチで置くように静かに動かし、脚でキャッチする様に指導した。また、ブレードが1枚入ってからドライブすべきである。
  3. ブレードの深さが安定しない:上記との複合現象だが、キャッチで深くフィニッシュで浮き上がる傾向あり。一枚平にドライブすべきである。
  4. フィニッシュ周りのブレード離水がクリーンに出来ない:フィニッシュの押切りが弱く、また、ハンドルのドロップダウンモーションが小さいのでブレード離水が甘く、ブレードと水面のクリアランスが十分に取れない。またフェザーターンがクリーンに出来ない。→ハンドルが胸の前10〜15cmのところまではブレード一枚キープして確り押切り、その先は腕と上体を脱力してハンドルをドロップダウンしてクリーンに離水すると同時に、フェザーターンまで自分のレンジ内で完了するように指導した。
  5. フェザーが短い:全般的にハンドルを握りすぎるので、フェザーやスクウェアリングが素早く出来ず、動きがトロい傾向あり。グリップはもっと緩く握り指先のアクションで軽快にフェザーコントロールすべき。

上記を指導すると同時におやじが手本を示しながら交互に一人漕ぎを実施した。
その後、両舷で漕いだ。最初の内はS-sideが負けて真っ直ぐ進まなかったが、漕ぎ進める内に徐々に動きが合って来て少しずつ艇が動く様になった。まだまだ気持ち良く艇が走るところまでには行かぬが、2周する中で大分改善できたと思う。特にフェザーワークは大分素早くクリーンになってきた様だ。
今日指導したポイントを明日及び明後日の早朝の乗艇で取り組んで欲しい。土曜日の夕方に再度乗艇の予定。少しは改善しているかな?期待しよう。