普段の練習ではｺﾝﾃﾞｨｼｮﾝの良い上流に向けて秋が瀬往復(18km)で練習しているが、今日は長い距離を漕ぐことを狙い、下に向けて堀切往復(31km)とした。行こうと思えば後10km下れば東京湾まで行けるので荒川は絶好の練習水域だ。（これだけ長い距離を取れるのは、練習水域は国内でも荒川くらいのものか？）
さて、岸蹴りすると昨日からの雨と大潮の下げ潮が重なって、荒川には珍しく、流れが結構速かった。今日のメニューはS18程度の低ﾚｰﾄﾗｲﾄﾊﾟﾄﾞﾙ12分＋ﾚｽﾄ3分程度の繰り返し。往路はW.Up後、3ｾｯﾄ目の途中で堀切水門到着。あっと言う間に着いた。岸蹴りした時の雨も殆ど止み、曇天ということで非常に漕ぎやすかった。
復路逆流とやや逆風の中、戸田橋に向けて漕ぎ上がった。逆風なのだから本来、バランスが良くなる筈だが、何故か往路よりバランスが悪い。この辺りは精神力の問題か、はたまた、体力の限界のなせる業か、真偽の程は定かでない。そうは言いながら、今までの中ではバランスは結構いい方だと思う。出艇前に確認していた若手漕手のフェザー技量不足（ロングフェザーが出来ない）の問題については、少し改善した模様。ただ、水中をブレード一枚ｷｰﾌﾟする点についても、若手漕手の技量は、まだまだ改善の余地がある。
今日の乗艇練習の締めくくりとして、ラストの12分漕は、瀬田川での2マイルレースを想定して、少し高めのﾚｰﾄ、SR26で実施。31km漕破の終盤ではあったが、概ね満足できる漕ぎが出来た。SR26〜27の12分漕は、さして厳しいものではないことを確認した。（長い距離を漕いで無駄な力が抜けたためかも知れないが。）次回はSR28での12分漕にトライする予定。
以上
