風は時々刻々と強くなる一方であり、モタモタしていると更に水面が荒れてくるので、折り返し後直ぐにパドル練習に入った。先ずパドル20本*2ｾｯﾄ。ラフコンで水面を叩いて漕ぎ難いが、強い順風で飛ぶ様な勢いで艇が走って行った。慌てずリラックスして、叩かない様にクルーに注意した。その後、今日の本番メニューである1000m漕シミュレーションのパドル3分半*３セットを実施した。
- １ｾｯﾄ目：静止から入りコンスタントへ。順風と大波で完全に静止することが出来ないので、ブレードフラットの状態からGOを掛けて入った。かなり波が高く、結構叩きまくって途中でレートが29まで落ちたが、順風に押されて全般的にはSR30以上をキープした。
- ２ｾｯﾄ目：ランニングから入り、コンスタント。青船台の下から入った。首都高環状線端（緑橋）まで下れば波も収まると期待していたが、延々と波が高い状態が続き四苦八苦した。黒船台辺りまで下ると少し波が治まり艇速が伸び、最後はSR31まで上がった。
- ３ｾｯﾄ目：最後のセットはランニングから入り、ラスト１分を２０秒毎に２枚上げ。高圧線辺りから入った。最初２分間は横風に近い順風でB-sideに傾きながら進んだ。SR30.5程度で中盤を漕ぎ、ラスト１分半辺りで横風が弱まってリズムが良くなりSR31へ。ラスト1分では20秒毎の2枚上げが綺麗に決まり、最後20秒はSR37で漕ぎ終えた。ラストは追い込んで脈が結構上がった。
3分半のﾊﾟﾄﾞﾙ中に波で浸水した水を、セット間に持参したスポンジで排水した。やはりスポンジの排水効果は抜群である。
戸田橋までの残りはLP4分＋NW2分のインターバルで行った。（半分、クーリングダウン）でも今日はウェイクボードのモーターボートが3杯も出ており、しかも我々とすれ違う時に減速しない「とんでもない無法者野郎」だった。もうまともに漕げる状態ではないので、シックスワークで帰った。
