岸蹴りしてすぐは、風も穏やかでマアマアのコンディションだった。定番のW.Upを終え、笹目の少し上からライトパドル6分＋NW2分のインターバルに入った。入り始めは水中が確り押せて泡空きも上々、「お、これはいい感じ」という状況だった。これが大曲を曲がったところで逆風が強まり、水面のコンディションも荒れだした。「何とか秋が瀬まで行かしてくれよ」と祈りながら漕ぎ進む。白波が立つまでには至らないがリガーに波頭が当たってバシャバシャとスプラッシュが上がり始める。秋が瀬鉄橋を過ぎたところで風が一段と強まり、白波がチラホラ見え始めた。ここら辺りが限度かと思い、COXに「状況を良く見て危なければ止めろよ」と伝えた。この後2、3本漕いだところでイージーオール。ここで素早く艇を廻した。
