Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Finish引き切りのPsition

oyajisculler2005-03-23

世界の一流漕手がエルゴを引いている姿。(この人はエルゴでも世界チャンピオン)
エルゴでも艇上でのブレードワークのセオリー通りに、フィニッシュポジションでハンドルを高く引ききっている。流石だ!
又、ハンドルを高い位置で引きながら強く引くために、手の甲は水平とし、引く力がダイレクトにハンドルに伝わる様にしている。(ハンドルにぶら下ろうとすれば、自然にこうなる)

おやじがコーチ時代に見た漕手の漕ぎの実態から勘案して、日本の漕手は総じてFinishクォーターでの押し切りが弱く、Finishでヘナヘナとブレードを流したり、ブレードを浅くして、「スカッ」と空を切る様にしてハンドルを速く引こうとする者が、大半を占めている様に思われる。新人時代の指導法が悪いのか、「ドーン」と押し切るバカ力より小手先の器用さを尊ぶ日本文化のなせる業か、はたまた、単純に上体の筋力が弱いからなのか、謎は解けない。

日本の若者よ、艇速向上を目指して、水中の重さから逃げずに押し切ろう!

おやじも頑張る。