Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2X乗艇練習:

エルゴ2000mトライアル後に2Xに乗艇。一昨日漕いだときに、左右のハイト差が足りない様に感じたので、2cmの左右差を約5mm増やして2.5cmに調整してから出艇した。この結果、FWD中にS-sideに傾く問題は解消され、概ねバランスして漕げる様になった。2X以上のチームスカルでは、左右のハイト差は2cmでは足りず、2.5cm程度はとった方が良い模様。(調整後のハイト S-side:16.3cm, B-side:18.7cm、左右差:2.4cm)
さて、乗艇の方はブレードワーク等、乗艇テクニック改善を主眼としてライトワーク程度の負荷でポンドを4周した。ポイントは以下の通り:

  1. キャッチで水を掴む:キャッチは漕ぎいれるのではなく、先ず、ブレードを水中に重力で自由落下させるイメージで一枚水中に入れる。ブレードが一枚入った瞬間に上体と脚を使ってドライブすることで、水を掴む様にする。
  2. 上記のキャッチで水を掴むこと出来たら、掴んだ水を逃さぬようにしてブレードに体重を載せ、フィニッシュまでスムーズにボディーをドライブしてブレードで水を押し切る。(ブレードを漕ぎ入れる漕ぎ方だと、キャッチクォーターで水を掴むことが出来ず、ミドル付近から急にドライブが掛かる効率の悪い漕ぎ方になってしまう)
  3. 引き切ったら素早くハンズアウェーし、ハンドルに引かれる様にして上体を前傾する。(ハンドルの引き切りとハンズアウェーを1モーションとする)
  4. スライドを出す前に上体と腕はキャッチの姿勢を造ってからスライドを出す様にする。こうすることで、オールのヤジロベーのスパンが早期に広がるのと、ストレッチャーに体重が載るので、FWD中のバランスが安定する。
  5. FWD終盤は、スライドを減速しながら、キャッチでのドライブ体勢を準備すると共に、正確なブレードエントリーをイメージして前へ出る。

今日の乗艇では、ライトワーク程度の負荷であれば、概ね上記のブレードコントロールが出来る様になってきた。今後は水中の負荷を上げて、ライトパドルで上記のブレードコントロールが出来る様にトライする。