Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

リギング調整会:

9月28日から10月22日まで約1ヶ月を要して纏め上げたリギングに関する講習会の総仕上げ、パルテ会のリギング調整会を本日実施。前述のHoSに向けた乗艇練習からその脚で三菱艇庫に向かい、リギング調整会を指導した。約2時間の講習兼リギング作業であり、リギングの前段は予め勉強済みと看做し、10月20日ログ記載の社会人クラブのリギング数値への調整作業を実施した。上の写真はオールのブレードピッチ計測の一齣。
特記事項は以下の通り:

  1. リギングに必要な道具は10月21日のログに記載したが、これは全て揃えてあった。ヨシヨシ!
  2. アングルメーターは、Martinoli製とエンパッハ製の2種が揃えてあった。ブレードピッチはMartinoli製、クラッチ軸はエンパッハ製を使ったが、何とエンパッハ製は欠陥品であった。(デッキ上で0度調整をするために置いたところ、0度にならない。最近のエンパッハ製品はボートも含めて当たり外れが大きい模様)
  3. Croker製のオールは、ブレードピッチの精度が良く、8本計測したが5本が0度に設定されていた。誤差のあった3本についても1度以下の誤差。
  4. ストレッチャー位置:10月19日のログに書いたが、ストレッチャー位置に関する「よくある間違い」を殆どのシートでやっていた。ご丁寧にレールを10センチ程、船尾側にずらしてあった。これは、本日、あるべき位置に修正した。

おやじの自艇を運搬する事情もあり、おやじは14時頃に揚がらせて貰ったが、その後、パルテ会の皆さんで確りやって貰ったものと期待している。併せて、その後の乗艇練習でリギング調整による漕ぎやすさ、特にバランスの改善を体感できたか否か、後で聞いてみる積り。
本日のログはこれまで。