Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

故岸田光祐氏を偲ぶ会

oyajisculler2010-12-18

今日は三菱艇庫で行われた岸田氏を偲ぶ会に出席した。会は岸田氏が中核メンバーとなっていたMBCシニアクラブにより執り行われた。
偲ぶ会は、MBCのH22年納会の一連催しの中に組み込まれており、午前中のエイト祭が行われている間、おやじは1X自艇で軽く乗艇練習を行った。

戸田コースは高校生スカラーで大賑わい:

朝9時過ぎに艇庫に到着。コースにはナンバープレートを装着した高校生スカラーが沢山出艇していた。今週木曜から来週月曜までの間、戸田コースで高校生の強化合宿が行われている。下の写真は今朝の戸田コースの様子。

明日、T大学内レガッタのマスターズ1Xレース(2000m)に出漕する。明日の本番に向け、レースW.Upの確認を行った。コースに沢山出艇していたので、曳き波で水面が少々うねっていたが、SRDのおかげもあり、少々の波なら支障無く漕げるようになってきた。ノーフェザーフィニッシュワークから入るW.Upメニュー(約6km)を行い、スタート地点へ。明日の2000mレースの距離感を頭にInputするため、静止スタート付きのライトパドル2000mを行った。最初の150mまでは本番と同じレースペースで漕ぎ、それ以降は楽に漕げるライトパドルのペースに落とし、ブレードワークを確認しながら漕いだ。ラスト250mは再びレースペースに戻し、ラストスパートを入れ、2000m漕終了。最後に1000m程、クーリングダウンを漕いで揚艇した。以下、2000mのQ毎のデータ:

  1. 2'07"7, SS→SR23.5
  2. 2'18"6, SR23
  3. 2'18"5, SR23
  4. 2'09"2, SR24→L.Sp. Total 8’54”(SR23だとこんなに遅い。。。)

明日は、エルゴ2000mTTの心構えで、1500mまでにコンスタントの力を出し切るつもりで、中盤で艇速を落とさぬ様に頑張りたい。

SRDのチェック:

今週火曜日のログにSRDの右靴からノイズが出たと書いたが、S社のK原氏がたまたま戸田に来ていたので、彼にSRDからのノイズ発生時の状況を説明し、SRDの状態をチェックして貰った。(今日は出艇前にSRDのボルトを全てチェックし、緩みの有無をチェックした。しかし、ボルトに緩みは無かったので、ネジの緩みでノイズが出ていた訳では無い模様。)
K原氏の診断によると、おやじがレースペース中に感じたノイズは、レースペースで強くストレッチャーを押す際に、おやじの踵が左右に振りながら漕いでいる様で、この際にSRDシューズビンディングと靴裏のゴムが擦れて発生した摩擦音との事。(UTでユッタリ漕いでいる時には、踵はあまり左右に振れないし、踏む力が穏やかなので音がしない模様)
靴を外して靴裏を観察すると、クリート周囲にあるゴムに擦れた形跡が残っていた。
このノイズは、冬場など温度が下がった時に発生する事多い模様。漕手の体調などで微妙にストレッチャーの押し方が変化するので、日によってノイズが出たり、出なかったりするらしい。今日の乗艇ではノイズは発生しなかった。ノイズの発生はSRDの機構異常では無いようなので安心した。

故岸田氏を偲ぶ会:

1X揚艇後、着替えて三菱艇庫へ。故岸田氏を偲ぶ会はまずナックル艇による礼漕から。岸田氏の遺影を持った奥様がコックス席に乗り、岸田氏に縁の深かった方々が漕ぎ手となり戸田コースをひと漕ぎ。下の写真はそのときの様子。

その後は艇庫2Fのラウンジで、偲ぶ会を開催。6名ほどの方々からお言葉を頂き、最後は献花を捧げて偲ぶ会を終えた。下の写真は偲ぶ会の様子。

岸田氏は70歳代前半と、やや早くお亡くなりになられたが、多摩川ボートクラブ、宮が瀬湖ボートクラブ、北上川漕艇場開設など、各地でボート普及に尽力された功績は大きい。偲ぶ会にはMBC関係者以外にも大勢の方々がお越しになり盛大に行われていた。
岸田氏の功績に感謝しつつ、帰路についた。
以上