Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

40歳代OBレース;

2000mレースに出漕するメンバーは大半が40歳代。従い、40歳代OBレースとのダブルエントリーする者が多く、今年は漕手8名中4名がダブルエントリーで漕いだ。500mレースだけを漕いだ4名は、普段一緒に乗艇練習しているメンバーではないので、あまり激しくレートを上げ過ぎるとバタバタになる可能性あり。そこで500mレースではあるが、コンスタントは35〜36程度の低めにすることにした。
スタートに着けると一橋OBクルーからおやじに声が掛かり、「40歳代レースに出漕するのは今年が最後ですよね?」と念押しの様な可笑しな質問が出た。一応、「年上の者が若い年代のレースに出るのは問題ないんじゃないの?」と返答。レースに集中しようとしているのに。。。
さて、スタート。スタート5本、10本からコンスタントの落とし際もまずまずの漕ぎ。150mを過ぎるとミルミル差が開き、後半200mは完全に独漕状態。ゴールラインに入る少し手前でB-sideにミスオールが出たが余裕で勝利。タイムは1分33秒。順風が吹いていた割に例年並みのタイム。来年はもう少し良いタイムを出したい。

OB2000mレース:

さて、こちらが今日の大一番。このレースに向けて冬場に荒川で練習してきた訳だ。ところがレース1か月ほど前になって、一橋OBクルーで2000mを漕げるクルーがいないとのこと。結局、当方1杯だけ出漕する独漕レースになった。まあ、戸田コースで2000mを漕げるので独漕だろうと何だろうと問題なし。今日のこのモロ順風コンディションがあれば7分切りを達成できると意気込んだ。
さて、スタート時刻1時間前になり、クルーの集まり状況を見ると最若手のK君が来ていない事が判明。これは拙いと急ぎ代漕者を探す始末。結局、連絡が取れ、到着が15分程遅れるが来る事が分かった。(トラブルその1)
艇を浮かべ、岸を蹴った。

W.Upを始めると、6番のリガーから「キンキン」と金属音がし、何やらおかしい。6番にリガーを確認する様に伝えると、リガーの溶接部にひび割れが生じていることが判明。2000m持ちそうかと確認したところ、漕ぐたびにヒビの口が開くのでダメとのこと。已む無く艇を揚げ、急ぎ艇を交換して出艇しなおした。(トラブルその2)

艇を交換する作業に20分程かかってしまい、W.Upする時間が殆ど無くなってしまった。
漕げば勝ちというレースだが、世の中そうそう楽には勝たせてくれない。
スタート地点に近づくと、今度はCOXがSpeedCoachの調子がおかしいという。良く調べるとSpeedcoachの台座に本体を確り押しこんでいなかったため、電極の接点が接続していなかった事が原因と判明。結局治った訳だが次から次へと発生するトラブルに気分が萎えた。(トラブルその3)
さて、スタート。独漕なので普段の練習通りマイペースで漕げば良いだけなのだが、強すぎる順風で風浪が発達し、波が出て少々バタバタ状態。川でも波がある中で練習しているのだが。。。COXが読み上げる艇速も500mの手前で既に1'50"台が出てしまい、7分切りを達成するための1'45"キープが出来なかった。この絶好の機会にも関わらず、この惨憺たる漕ぎ・艇速、情けない。。。 下の写真は1000過ぎを漕ぐ我がクルー。

その後も艇速の回復はならず。1500mを過ぎてレートを上げた分は艇速が上がったが、時既に遅し。結局タイムは7分8秒。タイムを聞く前にダメだと分かっていたので、残念ながらタイムには納得。こんな筈ではなかった。でも相手が出漕してこなかったのでこれでも勝ち。
まあ、何れにせよ、こういう絶好のコンディションというのは10年に一回くらいしか回ってこない。この絶好の機会を逃したのは、おやじにとって残念無念。やはり、レースは万全の準備をしてこそ、望む結果が得られるというモノだ。

現役レースは一橋大の大勝:

4月上旬のお花見レガッタに東商双方のクルーが出漕していた。このレース結果や、その漕ぎから我が後輩クルーが一橋クルーに大きく後れを取っていることは明らかだった。ボートというものは短期間で一気に艇速が改善するような競技ではないので、今回の東商戦が一橋大の圧勝になることは容易に予想された。結果は、8レース中、オープン女子1Xレースのみ東大が勝ち、残りの7レースは一橋大が圧勝した。大一番の対校エイトでは何と艇差100mという前代未聞の大差がついた。
後輩諸君には、今から冬場のトレーニングを一からやり直すつもりで来年の東商戦に向けた準備して貰いたい。
以上