さて、本日は待ちに待った第1回全日本マスターズが開催された。おやじ本人は、本大会のエイトの配艇委員を担当する他、1Xと8+の2種目に出漕した。
朝起きて食事を取り、7時半頃に愛知池到着。エイトは12艇全て、準備が整っており、後はレースを待つのみ。午前中はうす曇り、斜め順風の好コンディション。午前中はレースも無いので、主にエイト艇置場付近に待機し、エイトの出し入れの状況を見守っていた。事前の準備が良く出来ていたこともあり、混乱もなくスムーズに配艇されていた。ヨシヨシ。
漕力測定マシン;
昨夕の酒が残っており、やや二日酔い気味。これでは拙いと思い、酒抜きを兼ねて、軽くエルゴでも漕ごうと艇庫を覗いていると、T北大OBで愛ボ理事のI仁さんの開発した漕力測定マシンでローイングスタイルについて解析して頂く事になった。概ね頭で描いていたような漕ぎになっていた。貴重な機会なので、LBRCメンバーにも、このマシンの事を紹介したところM氏も早速計測して貰った模様。M氏はT大エイトの全日本連覇時に一緒にエイトを漕いでいた漕手だが、Forceカーブ等、ローイングスタイルが全く同じ傾向になっていたのが印象深かった。
M8+カテゴリーCで優勝;
さて、問題は2種目めのエイトレース。カテゴリーC(43〜49歳)は4杯が出漕しているが、LBRCクルーは最高齢の平均年齢49.9歳。ライバルのKHは43.5歳で6歳余り若い。兎に角、真っ直ぐ前を見て自分の漕ぎに集中しようということで岸を蹴った。(エイトを出す直前から雨が本降りになった)
さて、スタート。この春からLBRCクルーのCOXに加わってくれたF井氏、20年ぶりの舵取りだが、その安定したラダーワークは長いブランクでも錆ついていなかった。スタート直後に「出た!」という声を聞き、何とか焦る気持ちを抑えることが出来た。250m付近で隣のS田漕艇倶楽部がレーン侵害で近づいてきた。チャンバラすると拙いので、「S田ロー!離れろ!」と大声で喚き立てると、相手のCOXが舵を切って離れてゆくのが見えた。
300mを過ぎる頃に、「現在トップ、徐々にリードしている」とのコールあり。落ちついたリズムで漕げているので、このまま漕ぎ進めば勝てると確認した。結局、艇差は半艇身のまま、スパート前まで推移。厳しいレース展開ではあるが、安心して漕ぐ事ができた。ラストスパートでさらに少しリードを広げてゴールイン。やはりエイトで勝つと嬉しい。
夕刻は全員参加のパーティーで盛り上がり;
初日のレースを終え、びしょ濡れになった服を着替えて、パーティー会場へ向かった。愛知池の畔にあるDンソーの研究所ホールをお借りしての大懇親会。
1時間半程度の短いひと時ではあったが、ボート談義に花が咲いた。やはりマスターズは楽しい。会場のアシスタント約をしていたDンソーの現役ボート選手(女子)と話が出来たことも良かった。
以上