Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

お花見レガッタに向けてスピードトレーニング

oyajisculler2008-03-29

今日は午後から1Xのスピードトレーニング。今日もT大スカラーとの並漕。
メニューはお花見レガッタに向けて静止スタート練習も兼ねて500m*6発。
3杯で並べたかったので、荒川で漕ぐことを予定していたが、今日も北西の強めの風が吹き、荒川はラフコン模様。14時半帰し蹴りで、ポンドが混み合う時間帯より少し早めなので、ポンドで実施することにした。がら隙なら3杯横並びでやろうと思ったが、流石にがら隙とはならず、2杯で並べることに。T大スカラーの方は早朝出艇で大分漕ぎこんで、やや疲れているという話だった。そこで、おやじは6発全て並べ、学生2名の方は交代でおやじと並べる(要するに学生は2回に1回並べる)ことにした。(後で思い知らされたが、学生を見くびり過ぎた)

500m * 6発;

さて、500m*6を開始。最初の2発は順風。1回目はN山。レースのスタートを想定し、スタートで思い切り良くトップスピードに乗せた。スタートはおやじに分がある様で若干リード。コンスタントの入り際で頑張り、1艇身弱のリード。その後も徐々に引き離し、最後は3Lまで差を広げておやじの勝ち。圧勝したが、今年最高のペース(SpeedCoachのメモリーでは1'48";ここ5年のBest Time)で漕いだため、結構いっぱいいっぱいの感あり。2発目はY本。こちらもスタートで差をつけ、その後は徐々に引き離しておやじの勝ち。
しかし2本終えたところで、既にヘロヘロの状態。セット間は十分に取ったが今年初めての本当のレースペースで、体に乳酸が溜まり、思うように体が動かない状態。
3本目はN山。スタートから200m位まではほぼ互角。コンスタントで引き離そうとするが、逆に徐々に引き離された。既にへろへろの状態で最後は急に艇速ダウン。一本取られた。4本目はY本と。こちらは何とかスタートでリードし、水を開けて勝ち。でももう既にエネルギー切れの感あり。
5本目順風、N山と。得意の順風でスタートで逃げ切ろうと頑張るが、若干リードした程度で逃げ切れぬ状況。ハーフあたりで追いつかれ、最後はおやじの艇速が落ちておいて行かれた。N山に2本とられた。最後はY本。へろへろになりながら、何とかスタートでリード。水を開けようと頑張るが逆に差を詰められ並ばれた。最後はおやじの艇速が落ち、一気に抜かれて負け。結局3勝3敗。学生を甘く見すぎた。1発、2発なら何とかなる。しかし、おやじは500m*6発全部並漕に対し、学生は3回だけ並漕。これで勝ち越そうと言うのが無理な話。
最後に1000mを1発予定していたが、静止スタートからの500m*6発で、体が思うように動かず、おやじはLPで1000mを漕いだ。(それでも18kmより遅いペースしか出せず。。。)
最初に飛ばしまくったので、途中で疲労困憊になり、乗艇練習としては必ずしも質の良いものでは無かったが、筋肉や神経系に刺激を与えるという意味では良い練習になったと思う。

T大スカラーの艇観察;

先週からWingリガーに乗り換えたN山。ストレッチャーは上手く整備できたかどうか気になったので、早速観察。大き過ぎてWingリガーの下に収まらなかった靴を外しピカピカのAdidasシューズが取り付けられていた。良く見るとカーボン製シューズプレートに確りと、美しく取り付けられていた。聞くとJ2ローイングセンターにストレッチャーごと持ち込み、不良箇所を修理して貰った上に、足にぴったりフィットする様にオーダーメイドのシュープレートを製作して貰ったとのこと。おーヨシヨシ。
リギング数値についても今の値を聞いたところ、170cm以下の小さな体にも関わらず、大きなスカラー並みの長めのインボードにセットしているとのこと。インボード長は漕手のレンジに合った値にセットするべき。参考までにエルゴメーターを使っておやじと学生2名のレンジを計測してみた。案の定、おやじよりレンジが短い。レンジが短いのにおやじより長いインボードで漕いでた。道理でスプリントが出ない筈である。要するにインボードが長すぎて空周りしていた模様。体に合ったインボード長やスパンの設定について、ポイントをアドバイス。リギングを調整し直して、艇速を改善貰いたい。
以上