Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ビデオのF/Bで自艇リギング調整と乗艇

oyajisculler2007-02-20

2月上旬に開催された戸田ロングレース、このレース中の映像をDVDにしたものを、M上先輩(年末の24km耐久レースに出漕頂いた方)から頂いた。極短時間の映像で、しかも酷いラフコンだった訳だが、ビデオを撮って貰うチャンスは殆ど無いので貴重なものだ。元々長年コーチをやってきたこともあり、自分自身をコーチの目で観察してみた。ラフコンだったので余計にそう見えたのかも知れないが、ワークハイトが不足して、ハンドルの軌道が低く、漕ぎが窮屈になっている様に見えた。次回の乗艇前に、5mmほど左右のワークハイトを上げてみることにした。でも1X乗艇は週1回の夜間乗艇のみであり、出艇前にリギング調整している時間は十分に取ることが出来ない。3連休に連続で出勤したこと、また、偶々今日は立て込んだ仕事も無かったので、思い切って午後休を取り、午後にリギング調整を行うこととした。

ワークハイト5mmアップ:

現在、リガーに取り付けてあるクラッチ軸(Martinoli製)は既に上限までクラッチを高くしてあるので、ハイトアップが出来ない。昨年春にリガーを交換した際、古いリガーに取り付けてあったクラッチ軸が手元にある。こちらの軸はSykes製で、ハイトの調整範囲が大きく取れるのでこれに交換した。左右共に5mm程度高さを上げた。ハイトを再計測した結果、S-side:16.3mm, B-side:18.5mmで、左右のハイト差は22mm。

久々の日中の12km漕とハイトの感触:

今週、戸田コースでは日ボのJapanチームの選考合宿中。漕いでいる最中に現役選手がどんな漕ぎをするのか見れるかな?と思いながら出艇。ワークハイト変更の結果を把握する意味でいつもの12km漕を実施した。(今日はゲートが締まっており、1500mコースを4周)漕ぎ出した頃はコースに出艇しているクルーも少なく、いつもの様にグッドコンディションで気持ち良く漕げた。(東の風2m程度)今日は、最近取組み始めた高めのレート(24.5〜25程度)で漕いだ。さて、ワークハイトを5mm上げたことによる変化は、5mm程度なので①言われてみれば少し高くなった、②フォワード中にそれ程擦らなくなった、③キャッチ前にブレードが擦り難くなったという程度。更に5mm程度は高くしても問題無い様な気がした。
さて、実際に艇速(タイム)の方でもハイト5mmUPの効果が出るかどうかが問題。2周目に入る頃から徐々に出艇するクルーが増え始め、3周目には土日のコースの様な状況。1Xや2-等の小艇ではあるが数が増えるとイモ洗い状態となり、ところどころ結構な波が立って漕ぎ難かった。(やはり荒川で漕ぐのが良い)でもリギング変更の結果を出さねばならぬと自らを叱咤激励し高めのレートを維持(意地)。丁度、代表候補の女子スカラーが漕いでおり、おやじには格好の並漕相手と思い(相手の迷惑顧みず)、抜き去り、更に引き離そうと頑張って漕いだ。
結果は1500m*4周では今年ベストの57分45秒を記録。中盤以降のコース混雑を勘案すればマアマアと言ったところ。12km漕いだ後、クーリングダウンを1周漕いで気持ち良く上がった。

本日の12km漕データ:

天候:小雨、気温6℃程度。東の風2m/s程度

  • 1500mコース*4往復
  • タイム:57分45秒(折り返しロス25秒/回として、ネット54分50秒)
  • 総本数:1414本(折り返しロス3.5本/回として、ネット1390本)
  • DPS: 8.6m
  • 平均SR:25.3

以上