Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

小雨の中、1X夜間乗艇

oyajisculler2007-01-17

今日は水曜日で、週1回の1X夜間乗艇。会社を出るときは曇りだったが、戸田に着くと小雨が降っていた。駅構内の100円ショップで傘を買い、艇庫へ向かう。
冬の夜間に本降りの中で漕ぐのは嫌だなと考えていたが、本降りにはならず、チョボチョボ降っている程度であり、問題なし。殆ど無風で漕ぎやすい絶好のコンディションだった。
いつもはMY生命などの社会人チームが乗艇している時間帯だが、今週・来週と日ボの代表クルー選考合宿がある様で、夜間には出艇していない。雨も降っているし、今日のポンドは殆どおやじ1人きりの貸切状態だった。

今日はやや高めのレートで漕いだ:

日曜日のエルゴ大会での反省も勘案し、今日の12km漕は有酸素能力改善を狙い、いつものDPS重視の低レートではなく、2〜3枚高めのレートで漕いだ。レートを高めにすると当然ながらDPSは短くなる。今日はDPSは無視して心肺系を追い込みながら艇速改善を狙った。
レートはSR22〜23で漕いだが、レートを高めるために、フォワードの時間を短くする必要がある。ここ半年以上、DPS重視で漕いできたこともあり、高めのレートは新鮮な感じがした。艇速一定と仮定すると、フォワード時間を短縮すると1ストロークで進む距離が短い分、1ストロークで出す推進力が少なくて済むことになる。即ち、水中を押す1本1本の力を弱くしても同じ艇速が維持できるということだ。高めのレートにしようとすると往々にしてフィニッシュ周りでブレードを浅くして、水を引っ掻きまわしながら「シャカ!」とハンドルを速く引いてしまい易い。そうならない様に、今日はミドルからフィニッシュに掛けてブレード一枚をキープすることを意識して漕いだ。こうすると水中を押す時間が短く出来ないのでレートを維持するためにフォワード時間が短くなる。これを我慢して漕いだ。こうやってみると、高めのレートをキープするにはフォワードを速くすることもテクニックの一つであるということが理解できる。フォワードを速めても力まずリラックスできる技術も必要だ。
さて、タイムの方は58分19秒で先週より1分半タイムが改善した。心肺系にも結構負荷がかかったので良い練習になったと思う。この冬場はレート高めにした有酸素能力改善に取り組みたい。