Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

冬の雨、寒い中での秋が瀬往復

oyajisculler2006-12-09

今日は気温も6℃と低く、しかも雨交じりの生憎の天気の中、LBRCエイトで荒川に出艇した。
再来週、土曜日の午後にT大学内レガッタがあり、その招待レースとしてOBエイトによる2000mレースが行われる。今日はこの2000mレースに向けた乗艇練習の2回の内の1回目。今年は我がLBRC、濃青会、そしてパルテ会の3杯レースで行われる。

今回は4人入れ替え、新たなシート配置:

当初、純粋なLBRCメンバーでエイトを組むことになっていた。しかし、B-sideの一名が捻挫で松葉杖状態になってしまった為、急遽代漕を探すことになった。LBRC内ではB-sideが不足気味であり、且つ、2000mレースという事もあり、クラブ内で代漕が見つからなかった。そこで先日のHoAでボランティアスタッフとして活躍して頂いたTH大学OBのN江さんにお願いしてみた。N江さんはおやじのスカラー仲間。(今年の全日本社会人選手権40歳台1Xで3位入賞)Sweepを漕ぐのは1994年以来で本人は不安があるとの事だったが、全く問題なし。
N江さんには5番を漕いで頂いた。W.UpするとBowフォアの方から、「さすがTH大、フィニッシュの押切りが強い!」との声が出た。
このクルーは11月のワセダレガッタクルーから4名が入れ替わったもの。W.Upの最初の両舷ワークでまあまあ良くバランスが取れた。割と上手く漕げそうな感触あり。往路はW.Upの後、ライトパドル(SR20〜21)の4分、6分、8分漕で秋が瀬鉄橋上流まで上がった。折からの北風の逆風でバランスが安定する中、割りと確り水中が押せた。復路はパドルの短漕で10本*3(SR30,32,34)、20本(SR30,32,32)、そしてパドル練習の最後に東京外環道の橋から7分漕をSR30で実施した。静止から入り、最初の1分はまあまあだったが、1分を過ぎた辺りからスライドレンジが切れ始め、SR30と低めのレートなのにシャカシャカしたリズムになってしまった。ラスト2分はCOX号令の下、水中を強く押したところリズムも良くなった。ラスト1分は20秒おきに2枚上げを入れて、最後はSR36まで上がった。ラスト1分の漕ぎはまあまあだったと思う。
来週は1枚上げてコンスタントSR31とし、且つ、1本1本確り水中を押して艇速を上げて行きたい。

Martinoli製スリーブの紹介:

現在使っているオールは1998年製?のC2オールで旧型の白いスリーブがついている。C2の白スリーブは経年劣化でウェアプレートにひび割れが生じてきており、そろそろ交換する必要がある。(シャフトにヒビが入っているのでいつ折れるか判らない状況でもあり、新規に同仕様(C2, Smoothieブレード)のオール8本を発注済み)でも、この古いオールもまだ使える状態にあるので、スリーブを交換してまだ使おうと思っていた。ただ、C2の白スリーブは1セット5千円近くする。古いオールにそんなにお金を掛けたくないので、Martinoliのスリーブを代替で使用できないか、J2にかねてより検討頂いていた。先日、J2のT塚さんより、Martinoliのスリーブを入荷したので、「一つ使って見ては?」と連絡があった。今日、早速そのスリーブを受け取り、上記のC2オールのシャフトにマッチするかどうか試しに仮付けしてみた。下がその写真。


上の写真に示す通り、C2オールのシャフト径にピッタリマッチすることが確認できた。特徴としては:

  1. ツバ(カラー)固定用のスリーブのギザギザのピッチが3〜4mm刻み(今回は正確に計測せず)でC2白スリーブの5mm刻みよりピッチが細かい。
  2. スリーブの長さはC2の白スリーブより3cm程度長めになっている。
  3. スリーブ本体側はC2スリーブの様なヒンジ部が無く強そう。(逆に言えば取り付け時に加熱して柔らかくする必要あり、取り付けに少し手間がかかりそう)
  4. 外径はC2白スリーブと概ね同じ。C2の黄緑色のスリーブ(1セット7000円もする)はフェザー時にガタゴトクラッチが振動するが、Martinoliスリーブはスムーズな操作ができそう。
  5. 値段は、C2スリーブの半額以下で、スリーブ+ウェアプレートのセットで@1500円、ツバが800円。(合計で2300円)

年内にLBRCオールの1本を使ってMartinliスリーブに交換してみようと思う。