本日は、冬の寒空+風の中、1Xの乗艇を行った。乗艇を終えた後、昼からLBRCで使用しているVespoli製エイトPotomacのレール交換+デッキ補修作業を行った。右上の写真はPotomacのデッキ補修状況。
冬の1X乗艇:
今日の天候は曇り。気温も5℃前後といったところか?気温はさておき、曇り+突風を伴う比較的強めの風が吹いており、1X乗艇には最悪のコンディションの中、SR20程度の低レートでポンドを4周した。1週間ぶりの1X乗艇であり、バランスが思う様に決まらず、時折吹いてくる突風気味の逆風でFWDが止まりかける。水面が波立っており、キャッチ前にブレードで叩くとバランスが崩れる。今日は競艇をやっており、時折、ゲートを越えて縦のウネリが入ってくる。一応、ある程度頑張って漕ぎ、それなりに脚・腰・心肺系に負荷が掛かったものの、シーズン中に実施したコンディションの良い平日夜間の1X乗艇練習に比べると、やはり達成感が今ひとつと言ったところ。土日の昼間はポンドは込み合い、波があり、且つ、冬場は体が硬くバランス感覚が鈍感になる状況である。やはり、春までは2X以上の艇で漕ぎこんだ方が良いトレーニングになることを再認識した次第。最近、どこの大学クラブも1Xを沢山所有して平日は1Xを漕いでいる様だが、冬場の体力増強・漕ぎこみ・ブレードワーク改善という意味で、はバランスも良く、安定して漕げる2Xの方が良い練習になると考える。勿論、確認の意味で、時間を作って1Xに乗るのも良いが、先ずは2X(艇が足りなければ4X)でトレーニングした方が効果が上がりそうである。
Vespoliエイトのデッキ修理:
Vespoli製エイトのPotomac、おやじがT大HCをしていたときに、1992年にT大として初めて購入したハニカムカーボンFRP艇である。もう、船齢満13年、今年は14年目に入る。レールは8シート中、昨年6シート分を交換したが、#4、#5シートについては、レールを固定しているボルトが錆付いて(鉄製のボルトを使用していたため)いて、上手く外せないため、そのままになっていた。今日は、この2シート分のレール交換とデッキ補修作業を行った。
- レールの強制撤去:レールを固定しているボルトが錆付いて外せないため、自宅から電動ディスクグラインダーを持参しで、レールを切断撤去した。(大学ボート部として、ディスクグラインダー(廉い物は5千円以下)程度の工具は持っておくべきと考える。)
- Vespli製のボートは、デッキがハニカムFRP構造となっており、レール固定用にプラスチックのパッドが付いている。このパッドの中に鉄製のボルトが錆付いて固まっていた。J2ローイングセンターでこのプラスチックパッドを買いに行ったが売っていなかった。残念!
- レール・ウェッジを撤去すると、ハニカムFRP製のデッキの、上記パッド取り付け部周りが一部破損しており、この部分を修理する必要があった。
- レール4本に対して、取り付けボルトが8個、パッドも8個必要なのだが、使えるパッドは4個のみ。先ずは、そのままの状態でレールを取り付けられるものを2本取り付けた。
- 残りのレール2本・パッド4個分のデッキ穴については、デッキの裏側からブラスチック板を裏当てし、大きくなってしまった穴をポリエステルパテで穴埋めした。
- このパテは、硬化するのに、丸1日がかかるので、取り合えず、今日の作業はここまでで終了した。
来週のレール取り付け作業:
上記の通り、来週、パテが硬化したところで、このパテ埋めしたデッキにドリルで穴あけし、レールを取り付けることとなる。必要な工具は電動ドリルとドリルの刃(セット)。道具さえ揃っていれば直ぐ出来る作業。(電動ドリルも自宅から持参した。これも5千円もあれば買える工具である)
以上