Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久保杯への挨拶文

oyajisculler2016-11-21

以下、久保杯パンフに掲載するHCの挨拶文:

今年度、対校チームの目標は東商戦勝利、そしてインカレエイトメダル獲得です。
これを実現するための具体的な数値目標として、以下の2点に取組んでいます。

  1. 対校選手全員が、エルゴ2000mの75kg換算記録で、自己ベストを大幅に改善する。(新4年:5秒以上、新3年:10秒以上、新2年:15秒以上改善する)
  2. 対校エイトは漕技・出力効率で110%以上を達成する。即ち、戸田で一番上手いクルーになる。

これを実現するには、今年度は日本代表チームが取り入れているフランス式トレーニングを取り入れ、乗艇では低レートUT漕の取り組みを主軸とし、1本1本の水中の強さの改善、並びに漕技の質の大幅改善を行います。陸上トレーニングに関しても、フランス式の質の高い有酸素系筋持久力の改善を取り入れて行く予定です。

今年度のジュニアは、対校チーム入りしている小川を除くと、漕手5名、コックス1名という少人数で、例年の様にジュニアで付きフォアを複数クルー組むことが出来ません。そこで今年度はジュニアチーム単独での乗艇練習を組むことを止め、対校とジュニアを一体としてトレーニングすることとしました。これにより、ジュニア選手は常に各上の対校選手と一緒にトレーニングする事が出来るので、トレーニングの質は自ずと上がる様になります。そうです、人数が少ない弱みを逆に強みに変える事ができます。

一方で、久保杯は東大1年生の冬場イベントでもあり、ジュニアの不足分を対校漕手3名とマネージャーからコックスを補充し、付きフォア2クルーを編成して、例年通り、ジュニアレースとして実施することとしました。対校選手が入った結果、それまでの1年生だけで編成していた時に比べて格段に艇速とブレードワークが改善できました。

以下は、昨年度の久保杯記念6kmTTのタイム(艇速)です。
全ての出漕クルーは昨年度の記録を上回る艇速を出す様に全力を尽くそう。

  • 男子シングルスカル優勝(松垣): 24’44”56 (2’03”62/500m)
  • 同、2位(関口): 26’03”97 (2’10”33/500m)
  • 女子シングルスカル優勝(神林): 29’25”45 (2’27”12/500m)
  • 1年生(笠木): 30’56”56 (2’34”70/500m)
  • 対校付きフォア(凌雲): 22’17”39 (1’51”45/500m)
  • ジュニア付きフォア(彩雲): 23’43”94 (1’58”66/500m)

以上