Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

#1エイト:天寵のB-Finalレース:

天寵はB-Finalに出漕。
 12時12分。天寵の岸けり。
昨日の予選でレンジが短く艇速が伸びなかった事を踏まえ、今朝からS-sideのシート配置を全面的に入れ替えた。
Y岡は軽量級で整調を漕いだ実績あり。また、他の者も冬場からシート変更は均等クルー編成時に頻繁に入れ替えをしてきた実績あり、それほど心配は無かった。
さて、B-Finalの結果だが、やはり、#1Qのトップスピードの大幅改善は出来なかったが、2Q、3Q,4Qはほぼイーブンペースで漕ぐ事が出来た。しかし、中大Bには逆カンバスの差で負け、6'08"で2着となった。予選から1秒程度の改善ではあるが、3Qでの大減速はなく、見ていてそれほど危うさは無かった。
今回のレースでのパフォーマンスだが、この2週間の練習で、95%程度の効率しか出なかったというものがそのまま出たもの。レースで6分を切るパフォーマンスを安定して出すには、やはり日頃の練習から105%程度の効率を安定して出せる様にしなければならない。
今回、相対的に東大より良いタイムを出していた他のクルーと比較すると、東大対校エイトの漕ぎは以下の様な課題が見られた。

  1. 有効レンジが短く、フィニッシュに向けての加速感が足りない。
  2. 1本1本、思い切りよく体を飛ばすという基本動作が不徹底。

上記の問題を解決するには、先ず、SR18〜20の低レートUT漕で、常に”長く”、”水中出力マックスで”という基本を徹底させ、それが出来る下地を造った上で、徐々にレートを上げてレースペースに持って行くというプロセスを今一度積み上げることとする。

<天寵レース動画>
https://www.youtube.com/watch?v=WzKFIdtZsWU&edit=vd