Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝: T海大と並漕、圧倒的な負け

ここ数年、付きフォアで良い成績を出しているT海大、昨年は全日本選手権で準優勝している。七月の東日本選手権の決勝で対戦した際は、2秒差だった。こちらのジュニアフォアもクルー編成後、ひと月経過しており、インカレに向けての腕試しの意味で、並漕練習をさせて頂いた。
内容は、荒川での2400m x 2本。ここで水を空けられずについてゆければ決勝も夢ではないと考えた。
さて、一本目スタート。一気に離されるという事ではなく、一本一本確実に艇差を広げられ、置いてゆかれるという展開。
並べているので、両者の漕ぎを容易に見比べる事が出来た。端的に言えば、水中の出力と、フォワードでのリラックス度に大きな差があった。正しく対校とジュニアというパフォーマンスの差だった。
こちらは、強いクルーを相手に気負いすぎた様で、漕ぎがバラバラ、力んで普段の漕ぎが出来ていなかった。でも地力の差というものは、そういうものだ。
二本目の復路は逆風。1000m辺りまでは何とか水を空けられずに頑張ったが、中盤以降、徐々に差を広げられ、一本目程では無いが、大きく差を付けられた。
今回、完敗ではあったが、インカレ決勝で優勝を狙うクルーの漕ぎを間近に見る事が出来て、コーチとしては大きな収穫であった。
以下、フォアの様子:
W.Up 北東風強く、水面が少し波立っている

 T海大との並漕1本目、後半。100m近い差が。。。
 二本目の序盤。T海大クルー
 二本目の序盤。頑張る。
 二本目の後半。ここで3L程度の差

フォアの並漕後は、入れ替わりで、東大の2-と1Xの並漕。メニューは同じ2400m x 2。一本目は15秒の時差で、1Xを先にスタート。しかし先行した1Xが大きく蛇行している間に後発の2-が追い付き、1000m手前で、両者が並んだ。並んでしまえば2-の方が艇速が速いので、後は一気に差が開いた。今日は北東風が強めに吹いており、水面はかなりチャプチャプして小艇には厳しかった。
二本目の復路は、スタート時差を20秒に拡大。1X:T村は、1500m過ぎ迄頑張ったが、追いつかれ2-に抜き去られた。
今朝の荒川は小艇には少々厳しいラフなコンディションだった。
以下、小艇の様子:
 2-と1Xの並漕。中盤。2−が出る。
 同上、二本目。序盤
 同上、後半