Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

L板ピンの増し締め

oyajisculler2013-11-12

桑野製JARA規格艇フォアのL板リガーのピンは、昨年も直ぐに緩んで苦労した。
明日の早朝乗艇中に緩むのは困るので、今夜は、夜間乗艇は行わず、ジュニアが使用しているフォア3艇をアームから出して、全リガーのL板周りのボルトナットを締め付け直した。
かなり緩んでユルユルだったものもあった。このまま漕いでいたら、何れかのクルーは途中で荒川出艇の途中で引き返さざるを得なかっただろう。
昨夜締め付け作業中に桑野製L板とJ2製L板を見比べてみた。
この結果、桑野製L板のピンが何故緩みやすいのかが分かった。
要するにピンのとりつけ用ボルト穴(長穴)の幅(径)が大きすぎて、ボルト基部のL板への接地面積が小さ過ぎてガタガタしやすいということ。
J2製は穴の幅が狭い。この狭い幅の穴に桑野製ピンと同じ径のピンを入れる為、ボルトの側面を切削してボルト幅を狭くする工夫が施されていた。このため、J2製はボルト基部とL板の接地面積が大きく緩みにくいという事だ。
昨年の様に毎週の様にピンが緩んだり折損したりするトラブルを起こしたくないので、ジュニアが使用する付きフォア艇のL板は全てJ2製に換装することとした。
近年、規格艇フォアをスイープで本格使用するチームが殆ど無いので、メーカーサイドにフィードバックが掛からなかったのだろう。
以上