Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Head of the Seta視察

oyajisculler2011-11-12

本日は、日ボの公務としてHead of the Seta視察のため、日帰りにて滋賀県大津市に出張してきた。現地にて、M良コーチと同行しレース状況を見た。また、明日のHoSエイトレース出漕のため現地入りしていたS谷氏も同行。

以下、男子1Xの上位選手のレース状況要点を記す。

1)男子1位は招待選手のT田選手:
往路2500m地点(復路3900m地点)にてレース状況を見たが、トップスタートのT田選手が徐々に後続を引き離しながら安定した漕ぎで漕ぎ進めていた。他の有力と思われた選手(東レ:N村・I田、関電:N田・K谷、瀬田RC:Y地)と比べても、ブレードワーク・漕ぎの安定性にはかなりの差がある様に感じた。尚、レース結果は下記URLの瀬田RCのHPに掲載されている。
http://www.setarc.jp/2011head/record/2011Head1.pdf
結果を見ると、1位:T田と2位:N村との差は8秒。中盤の艇差からすると15秒以上離していたように見えたが、終盤で差を詰められた模様。
軽量級2X第一次選考会での3日目:6km漕でもT田選手は他の上位選手にやや後れを取っていたが、高齢化(38歳)により後半のスタミナにやや難がある様にも感じた。

2)女子1位は立命:S本選手:
ボート、水泳、陸上など、世界のトップ選手(世界記録)の男女タイムを見比べると、女子のタイムは、一般的に男子タイムの約1.1〜1.11倍となる。
(先月実施した軽量級2X上位者の男女タイム比も、1.11倍程度)
今回の男子上位選手の25'30"を1.11倍すると、28'18"となる。これに対し、女子1位の立命:S本選手のタイムは28"41であり、男子レベルに比べ20秒強遅め。即ち、女子は今回のHoSでは男子に比べてやや低調であったという事。

以下、参考までに現地で撮影した写真を添付する。




PS:
U23やシニア Development Campへの出場に関するエルゴ基準を明確に打ち出して欲しいとの要望があった。(東レ:K田HCより)

以上