Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

低レートで秋が瀬M字往復:

ウェイクの曳き波が消えるのを少し待ち、岸けり。満潮時刻ではないが、両岸が垂直護岸となっている水路では、ウェイクの曳き波がなかなか消えにくい。最初のW.Upは腕漕ぎからのノーフェザーフィニッシュワーク。先を急ぐ訳でもないので、ゆっくりとしたペースでクリーンなブレードワークに注力して漕いだ。競艇場横辺りでフェザー付きの通常ローイングに移行。ここから先はSR16〜17の低レートのEasy Rowing。クリーンなブレードワークとバランスキープにフォーカスして漕いだ。
途中、笹目橋から青船台の間でタンカー3隻とすれ違った。タンカーは9時から9時10分の間に下ってくる模様。青船台を過ぎた後、秋が瀬までの間は、おやじ以外に荒川でボートを漕ぐ者はおらず、水面はおやじの独り占め状態。穏やかに南風が吹く程度で、水面は最高のコンディション。こういう好コンディションだと、自ずとバランスやブレードワークも安定する。
ユッタリ漕ぐ事が目的なので、心拍数も気にせず低負荷のままで漕いだ。ちなみに途中でチェックした心拍数は125〜130だった。秋が瀬で折り返し大曲までのM字往復。大曲から秋が瀬鉄橋までの間は、両岸に樹木が生い茂っており、この間を漕ぐと静寂の中に、両岸から小鳥のさえずり(鶯の声も聞こえた)や蝉の音が聞こえてきて、清々しい気分になった。水も良く澄んで両岸の緑が水に反映し、水面がエメラルドグリーンっぽく見えた。
午前中は太陽の周囲に雲が沢山あり、直射日光はある程度避ける事が出来た。気温の方も30℃は越えなかったように感じた。
以上の様に10連休の締めとして荒川でのロングを堪能できた。平日の荒川でのシングルスカル乗艇は格別である。