Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

台風が来る前にポンドで乗艇:

予定ではいつもの様に荒川で乗艇する積もりだったが、台風の影響で朝から既に強風が吹いていた。風は徐々に強くなるので、荒川に出すと揚艇の頃には危険な状態になる可能性がある。また、気温が低い上に雨が本降りとなっており、寒そう。一方、ポンドの方はNTTの社内レガッタが台風で中止になっていた。ポンドはガラリと誰も漕いでいなかった。(巻頭の写真は今朝の戸田コース)そこで今日は安全を期してポンドで乗艇することにした。最近、水温が下がり、Virtu号のSpeedCoachも水温変化に応じてCAL値を調整する必要があったので、丁度良い機会になった。
荒川では、いつも秋が瀬M字往復の22kmを漕いでいるので、同等メニューという事で1500mのコースを7周する事にした。(折り返し時に少しオーバーランするので、これを含めて約22km) W.Upなどメニューは荒川で漕ぐのと全く同じとした。ポンドは混んでいると他艇の曳き波で艇がグラグラ揺れるが、今日は悪天候という事もあり、空いていて漕ぎやすかった。
2周目の復路からSR20での低レートライトパドルに入った。この際に途中の1000mのマイルストーンを使って、SpeedCoachのCAL値チェックを実施。1000m往復で2000mとなるべき所が、表示は1956mで2.2%短く表示されていた。夏場はCAL値を1.012に設定していたが、水温が下がり、CAL値が変わった。今回、CAL値を1.034に修正した。
ライトパドルの方は、1500m毎に折り返し時にリフレッシュ出来るので、いつも荒川で実施している12分漕に比べ、水中の出力を高めにして漕ぐことが出来た。ポンドも空いていれば、こういう練習も出来るという事が分かった。また、繰り返し、同じコースを行き来するので、漕ぎの改善による、艇速の改善が明確に把握する事が出来た。例えば、ラスト1周では、フィニッシュまでブレード一枚キープして、確り長く押し切る事で、ミドルからフィニッシュに掛けての加速感の改善を皆で感じる事が出来た。
雨で体が冷えて、揚艇時は寒かったが、良い練習が出来た。今日は午後に台風が接近するので、午後の1X乗艇は中止とし、午前乗艇のみで帰路についた。