Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

30年前の新人戦とボートについて:

今年の新人戦プログラム、58ページの第21回大会(S55)のM1Xに自分の名前が刻まれている。おやじ自身、最初の日本一タイトル。さて、おやじ本人の大学2年目の話だが:

  1. 前年の大利根遠漕で手の皮が剥け、酷く化膿して指の一部に指紋が無くなった。
  2. 冬場に急性腰痛症(ギックリ腰)で1ヶ月休部。
  3. 偶々、対校スカラーがいないので、2年生のおやじが対校スカラーに指名され、東商戦に勝利。続く、軽量級でも3位に入り、スカルを極めようとした。
  4. しかし、対校エイトが軽量級エイトで世界選手権に出漕することになり、体重オーバーの漕手やその他の居残り組でインカレエイト(3位)を組むことになり、急遽、このインカレエイト(4番)に乗せらた。寄せ集めの中途半端なクルー構成だったが、様々な失敗や成功があり、エイトという競技について勉強する良い機会になった。

という事で、大変な大学2年生時代だった。
新人戦では優勝してボート部を止めようと思って臨んだ大会だった。(気候の良い湘南地方の育ちだったので、空気や水の汚れた当時の戸田の気候に肌が合わなかった。。。) しかし、優勝するには数々の試練があり、ボートという競技は奥の深い面白い競技だと言うことが分かった大会でもあった。何事も経験。。。
という事で大学4年間ボート競技を続けるだけでなく、社会人になっても、コーチになっても、そしてマスターズ漕手になってもボートを漕ぎ続けている。ボートとはそれだけ奥が深く、面白い競技である。
結局、最後は本気で取り組んでいる者が勝つフェアなスポーツである、という所がボートの一番良い所である。
以上