Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

マスターズレガッタ;勝率の良かったエイト艇

oyajisculler2008-05-27

先週末に開催されたマスターズレガッタではエイト12艇を戸田から愛知池に運んで、各レースの配艇として使った。
参加クルーへの配艇表は、おやじが計画したもの。レース結果が出たので、各艇の勝ち数を集計してみた。勝率の良かった順に上位から並べると(但し、独漕を除く):
艇名、貸出元、メーカー名(Mould No.)、利用レース数、勝ち数、(勝率)

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  1. 三菱III号、三菱、Vespoli(DM?)、4レース、3勝(75%)
  2. 光、東大、Sykes(No.3)、3レース、2勝(67%)
  3. 三菱I号、三菱、Vespoli(DM?)、4レース、2勝(50%)
  4. Centenial、慶応、Empacher(K83)、6レース、2勝 (33%)
  5. Blaze、一橋、Empacher(K84)、3レース、1勝 (33%)
  6. Invincible、三菱、Empacher(K84)、4レース、1勝 (25%)
  7. Sakura、外語、Empacher(K83)、4レース、1勝 (25%)
  8. 無名、早大、Sykes(No.1)、4レース、1勝 (25%)
  9. 上記以外の4艇(全てEmpacher艇)は勝ち星無し。

上記の通り、勝率上位3艇は何れも日本で一番人気のEmpacherではなく、VespoliやSykesとなった。上位の3艇は船底がフラットで幅の広い安定性の良い船型。今大会の様に配艇方式とする場合は、事前に艇に慣れる為の乗艇練習は十分にできないので、幅広安定性重視の船型の方が良さそうだ。

エイト艇のMouldに関して、2年程前に考察したログ(http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20060125)を参照願いたい。

バランス感覚が劣りつつあるマスターズクルーの場合は、幅の広い安定性の良い船型の方が、レースでは良いタイムが出やすいという事を示している。勿論、船型以上に日頃のメンテの良否が与える影響の方が大きい訳だが。。。