Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

東商戦女子スカラー;

N大の練習が終わったので、他のクルーに目を移すべく、ポンドを眺める。H大の2X艇が2杯パワフルに漕いでいた。今年のH大女子はエルゴのアジア大会代表者を輩出するなど、非常に馬力がある。エルゴだけだと、大学女子クォードとしてはW大、S大に続き3番手の力量にある。新2年生が多い若手クルーとのことで、どの程度漕げるのか興味津津だった。今日見たところでは荒削りな面はあるが、力強く水を押し切ろうという姿勢が良く伺えた。
さて、我が方の女子4X+は荒川に出艇しており、残念ながら見比べることは出来なかった。代わりに女子1Xのスカラーが漕いでいた。フィニッシュハーフのブレードワークに難がある様で、艇の走りが良くなかった。
コーチが2名伴走していたので雑談しながら見ていた。しかし、ついに黙っていられず、リギング面(ストレッチャー位置)とフィニッシュのボディーワーク及びフェザーリングの要領について、基本論に沿った初歩的なアドバイスをした。ポンド1周半程度だったが、さっき見たスカラーとは別人の如くみるみる上達した。やはりボートのテクニックは、「ブレード一枚平らに長く押し続ける」ということだ。何より、最後までブレード一枚押し続けることで、ミドル以降も艇が加速し、「気持ちよく艇を走らせる」ということが体感出来、嬉しそうにしているのがおやじも嬉しかった。