Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

HoS出漕:

艇整備を終え、12時半頃、速めに岸蹴り。早朝乗艇した時にはコースブイが張っておらず、今一つコース取りに不安があったのでレース前にコースを1周してトレースした。(後から聞いたら、レース直前のコーストレースだったので、大会運営スタッフが驚いていたとのこと)ゆっくりコーストレースしてコース取りが頭に入った。発艇予定時刻の10分前にスタート地点に到着すると最初のクルーがスタートするところだった。どうやらレースが10分程遅れている模様。折角、ウォームアップした体が冷めてしまうが、已む無し。スタートが来るまで待つことに。待っているとシジミ取りの漁船がいきなりスタート地点の横を徐行もせずに下っていった。HoSでもこういう事があるんだなと思いながら見ていた。
さて、漸くおやじのスタートが廻ってきた。先ほどの漁船の曳き波がまだ少し残っており、唐橋を通過するところまではややバタバタしたが、その後は順調に進んだ。途中、センターブイの近くを通って漕いだところ、2回ほどブレードでブイを叩いて若干艇速をロスした。その後はSR25〜26で概ね計画通りに進んだ。しかし途中の工事現場で水路が狭くなっている辺りは怖くて何度も振り向かざるを得なかった。往路は2人を追い越し、折り返し地点到着。折り返しで許容されている時間は2分。2分をユックリ使おうと思っていたところ、スピードコーチの時計が止まっていることに気付いた。ストロークコーチは4,5分止まっていても時計が動いたままだが、スピードコーチは10秒程度何も動きが無いと時計が止まってしまう模様。休み時間が分からないことにはギリギリを狙うことも出来ないので、復路をスタートすることにした。(結局、折り返し時間は1分6秒だった)
復路は順風。往路の逆風時より軽く艇が進む筈だが、前半の疲れが残っており、期待したほど楽ではなかった。何が何でも優勝したいので、若干レートを上げて26前後で進んだ。復路の石山寺前のカーブはインカーブなのでブイを気にすることなく、岸を見ながら上手く進むことが出来た。新幹線を過ぎると後は残り1kmほど。この辺りから徐々にレートを上げて行く。唐橋をくぐると橋の上から「おやじ頑張れ!」と声援が聞こえた。これは頑張らねばと思い、レートを30に上げてラストスパートに入る。丁度横に並ぶ艇がいたので、ラストスパートでこの艇を抜くことを目標に頑張った。何とか追い越したところでゴールイン。結構な疲労感あり。まあ力を出し切った満足感を感じた。