Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今までと違うブレード形状のSmoothie?

oyajisculler2007-01-27

今日はLBRCエイトの乗艇練習日。
水曜のログに記載した通り、新しいSmoothieオールが届いたので今日から使うことにしていた。往路の電車の中では新品オールのシャフトはどんな感じか期待しながら戸田へ向う。
さて、艇庫に到着するとT大の学生COX(F田君)が、「オールのことで相談があるんですが。。。」とこちらに来た。話を聞いてみると、T大で注文したオール(LBRCと同じSmoothie)も今週届いたとのこと。ブレードピッチをチェックしたところ、全部-2度で、注文した0度になっていないと困惑気味。念のため、LBRCのオールも測ってみたところ、やはり-2度になっていたと説明を受ける。
本当かな?と思い、LBRCのオールを1本取り、Smoothie用の-3度のアタッチメントを架台にセットして計測すると、確かに-2度になっている。おかしいな?と思いながら、新しいSmoothieブレードを良く観察してみたところ:

  1. ブレード全体の投影形状は今までのSmoothieと全く同じ。
  2. しかし、新しいブレード面を手で撫でてみると、Smoothieの断面形状は直線(下図)の筈なのに、Big BladeやCrokerのSlickと同じような曲面形状になっている。
  3. また、ブレードバック面のシャフトの付け根部分の形状を見ると、今までのSmoothieと全く異なり、CrokerのSlickブレードに似た流線型に近い形状になっている。

ということで、(良く見ないと分からぬが)今までのSmoothieブレードとは全く異なる形状になっていることが分かった。(C2のHPには、この新型ブレード(New Smoothie?)の事は何も書いていない)

この新型ブレードは、従来型のSmoothieとBig Bladeを足して2で割ったような形状になっている。まあ、一言で言えば、CrokerのSlickブレードを真似た様なモノ。試しにSmoothieのアタッチメントを架台から外して、通常のBig Bladeと同じ要領でブレードピッチを計測したところ、注文した通りの0度だった。(アタッチメント無しでブレードピッチを計測できる様になった点については、使い勝手が改善されたという事か?)まあ、ちゃんと効率良く漕げればそれで良いんだが、注文者へ何ら情報提供せずに勝手に設計を変更するというのはメーカーとして良い姿勢ではない。(Conceptの経営者は客をバカにしているのか?と思いたくなる。)
さて、そうは言っても新しいオールを試したいので、オール全長(370cm)とインボード(113.5cm)をセット。また、オールを新替えしたのでクラッチも新品に交換した。クラッチのブッシュ角はこれまでSmoothieで使ってきた4度に設定した。