26年前におやじがT大ボート部新人の時に、ローイングの要点として教わった言葉は次の通り:
- フォワード後半にストレッチャーにギャザーしろ!(ストレッチャーに体重を載せろ!)
- 脚でキャッチしろ!
- ブレードを叩き込むな!柔らかくキャッチしろ!
- ブレードを一枚入れてからドライブしろ!(キャッチで蹴り戻すな!)
- ブレードが入ったら、オールが折れる程、強くドライブしろ!
- フィニッシュまでブレード一枚平らに引け!
- フィニッシュを浅くするな!
- 最後までブレードに体重を載せ続けろ!
- ストローク中に、脚→腰→腕を澱みなく連携させてスムーズに押せ!
- フィニッシュしたら、素早くHands Awayしろ!
- フォワード中は、積極的にリラックスして休め!
- ハンドルに引かれる様にしてスムーズにフォワードしろ!
- キャッチ前に突っ込むな!
- キャッチ前にブレードを水面ギリギリの高さに下げろ!
以上、艇やオールの構造が変わっても、ローイングの要点は不変である。更におやじが付け加えるとすれば:
- Hands Awayから上体前傾に到る上体セットをスライドを出す前に行う。
- 上体がセットされたら、スライドは等速でスムーズに出す。
- 正確、且つ、確りしたキャッチを実現する為にFWD終盤で、確りキャッチの準備をする。
- キャッチ時の無駄な艇のピッチング運動を最小限に止めるため、FWDの終盤は徐々に体重をストレッチャーに載せる。(結果として、スライドは減速する)
- FWD終盤で、次の力強いストロークをイメージして、キャッチに向けて集中する。(キャッチはFWD終盤に、既に始まっている)
- フィニッシュの引き切り→ブレード離水→フェザーターン→Hands Away→Bodyリカバリーを1モーションで素早くスムーズに行う。