Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

インカレエイトのおやじの勝手な土手評:

以下、おやじの勝手な評価に基づく、現況実力予想順に書いてみた。これが正しいかどうか、結果はレース後のお楽しみ。

評価順位  大学名:       寸評

                                                                                                                                                          • -

1.慶応大学:今年のお花見以降、常に大学5位以内に入っている。特に8月の東日本選手権で日大に1艇身近い差を付けて勝ち、最近、調子が上向いている模様。使用艇もブランド品のEmpacherに惑わされず、他校に先駆けて、五輪・世界選手権で連覇中のHUDSON艇を使用する等、ハード・ソフトの両面で先端を走ろうという気概を評価したい。
2.日本大学:今年春先のお花見迄は調子が良かったが、日立明で明治に負けてから、調子が悪い。ただ、今年は艇庫も建替えて、何とか成績を残したいと考えている筈であり、最後は何とか仕上げてくると思う。
3.明治大学:日立明の後、エイトを組んでいないので、良く分からないが、春先の調子を取り戻せば、必ず決勝に残ってくると思う。
4.中央大学:今年は昨年の様な圧倒的な強さがない。エルゴメーターの記録はピカイチなのだが、エルゴだけではエイトは走らないという反面教師の様な形になっている様に見える。しかし、上手く仕上げてくれば、やはりボートは体力勝負であり、勝つチャンスは十分ある。
5.早稲田大学:今年の早慶戦で負けてから、今一つ調子が出ない様に見える。全日本では順位決定で意地を見せたが、逆風には強いのかな?しかし、10月のレースは順風となる可能性が高い。高校時代に培った本来の潜在能力をエイトで発揮できるかどうかが勝負。
 ---------<この辺りが決勝ボーダーラインと推察>------------
6.東北大学:昨年、シーズン途中で外人コーチに変わって調子を崩したが、今年は本来の力を取り戻している模様。上記の実力校5校の一角を崩せるかどうかがポイント。
7.仙台大学:昨年は初めてのエイト出漕で実力を出し切れなかったが、今年は河北レガッタで東北大を破るなど、実力を付けている模様。但し、遠征組という点とエイトの文化が未だ十分出来ていないこともあり、順位決定止まりか?
8.一橋大学:世界選手権代表に選ばれたH選手が整調に乗って、漸く本来のクルーになった模様。ただ、暫く本メンバーで漕いでいなかったこともあり、完成度はそれ程高くないか?エルゴは上位校に引けを取らないので、リズムが出来れば上位校を驚かせるか?
 ---------<この辺りが順位決定(準決勝)ボーダーラインと推察>------------
以下の4校は上記8校より若干実力が劣ると思われる。ただ、予選の組合せに恵まれれば、この内、1つが準決勝に進出できる可能性は残っている。もし、準決勝に進出できれば大いに評価したい。
#.東京大学:先日、一橋と並べて1勝1敗だったことで、気分を良くしている模様。ただし、体力面・技術面で上位8校とは明らかな差がある。今年はレースを介して、色々勉強して欲しい。
#.東工大:余りよく見ていないので、実力不明。ある程度纏まりがあるのかな?
#.法政大学:軽量級で優勝したクルーは、体力はそれ程強く無さそうだが、良い漕ぎをしていた。チャンクルーを組んでくるのだろうか?
#.京都大学:今年のクルーはエルゴの平均で6分38秒位とのこと。ただ、インカレの上位に進出した経験が余り無いので、若干不安があるか?それと遠征組は色々な面で不利なので、厳しそう。

おやじの勝手な土手評で、ボーダーライン以下に評価されたクルーは、おやじの予想を覆すべく、最後の3週間で大化けして欲しい。
しかし、それが出来ないのがボート競技。「大学エイトの艇速決定要素の約50%は冬場の地道な練習(体力アップ+漕ぎこみ)の如何で決まってしまう」と言うのがおやじの自論である。

以上