続いて男子新人４X+による5杯レース。こちらも1000m。本来、T大漕艇部の学内レースは2000mで実施されるのが伝統であり、今年は日程の都合により、短い1000mで行われた。この点に関しては、非常に残念だった。
さて、レースの方は、スタートダッシュで飛び出したクルーが100m付近で腹切りをしてトップ争いから脱落、次に2年生が整調をするクルーがトップに出て、半艇身程度差を広げる。しかし、前の2人と後ろの2人の漕ぎが合っておらず、徐々にペースが落ちる。500mを過ぎたところで、エルゴの記録で一番強い大型クルーが低レートながら、ブレードを確り深く入れた力強いストロークで徐々に1位との差を詰める。最後は体力で一気に抜き去り、ゴール。やはりボートは体力競技である。
全体的には、エルゴの記録も順調に伸びており、来年以降が期待出来そうである。
聞くところによると、今年の新人はオッ盾に出漕するとのこと。レースに勝つことは厳しいと思うが、同じ条件で出漕した他校の新人エイトに負けぬ様に頑張って欲しい。
以上
