おやじが20代前半の現役選手として漕いでいた昭和６０年代までの戸田コースは、荒川の土手が今より低く、南の横風の影響が非常に強かった。また、北側についても今のマンション等の大きな建物はなく、風の影響が強く、良いコンディションが余り無かったと記憶している。一方、平成に入って、荒川の護岸工事で南側の土手が高くなり、南風の影響が弱まった。また、北側についてもコースに沿ってマンション等の高層の建物が立ち並び、北風の影響は殆ど無くなった。ということで戸田コースは昔に比べると横風の影響を受け難いGoodコースになっている。コンディションが改善されたので、逆に局地的に風の強い所が目立つ様になっている。具体的に言うと、1500m地点付近で、南側の荒川土手がコースから遠ざかる場所で南風が吹き込んで、ここで局所的に風の影響が強くなる。中大合宿所を過ぎれば、シャドーゾーンに入るのでOKだが、1500m地点付近は要注意だ。（今の若い人は知る由もないが、昔は400mから1600mまでは全てこの風の強いゾーンだった）
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