Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

おやじが整備した2X艇(烏騅)に初めて乗る:

8月中旬にデッキをFRP修理した2X艇(烏騅)は、整備後におやじは一度も乗ったことがなく、今回が初めての乗艇であった。(右上の写真は8月に整備した時に撮ったもの)リギングはLBRCの標準リギングに設定しているので、問題なく漕げるとは思っていたが、始めて乗る艇はいつもやや不安がある。さて、ストレッチャー位置のみ調整して、乗って見ると、殆ど違和感なく漕ぐことが出来た。練習艇としては、全く申し分ないことが確認でき、今日は逆に良い機会となった。以下、気付き事項:

  1. ストレッチャー位置:おやじはHeel Distance(d)を通常27〜28cm程度にセットしているが、この艇はストレッチャー取付レールがスターン寄りに付いており、一番手前にセットしてもd値が29cm程度になってしまう。今日は已む無くこれで漕いだが、フィニッシュで親指が胸に当たってシャツに擦れて皮が剥け、若干出血した。次回乗る前にストレッチャー固定レール(キールに取り付けたレール)を5cm程度Bow寄りに付け直す予定。少なくとも、d値が27cm程度まで調整できる様にしたい。
  2. 左右のワークハイト差:LBRCの標準リギングとして左右のハイト差を20mmとしている。おやじはこれで問題なく漕げるが、スカルに慣れていない者が漕ぐと、20mmでは、ハンドル交差時に左右のグリップを、どうしても上下に大きめに離してしまう様であり、フォワード中にS-sideに傾く傾向がある。先日のログにも書いたが、2X以上のチームボートでは左右のハイト差は25mm程度取った方が良い模様。これも次回乗艇時にS-side側を5mm下げ、左右ハイト差を25mmとしたい。
  3. バックステーの有無:烏騅は何故か、Bowのリガーにはバックステーが付いていない。若干、強度的に不安があるが、今日、おやじがBowを漕いだ感じでは、ポンド4周のSteady Stateの水中強度であれば、バックステー無しでも特段問題ないことが確認できた。LBRCの練習で使う分には、当面このままで問題な指そう。