Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

全日本選手権、最終日観戦

oyajisculler2014-09-14

今日は、全日本選手権最終日。おやじが指導するジュニアや新人は出漕しないが、おやじが昨年指導した3 年生クルーの舵手付きペアが決勝に進出したことも含めて、オアズマンとして日本最高峰のレースを自分の目で確認するために、終日、レースを観戦した。

以下、事務的なことも含めて、自分自身のメモとして記述する。
朝9時半、ポンドの水温は25度。
午前中は北西の風でポンドは順風。従って、午前中のレースは好タイムが出ていた。

さて、午前の最後の方のレースとして、今日、最注目の付きペアの決勝。何とかメダルを取って欲しいと期待して自転車伴走による観戦を実施。
この時間帯は風が不安定で、概ね北風の横風若しくは北東の逆風。
2レーンの東大にとっては少し有利な条件。
しかしながら、1Qから他の3艇においてゆかれてしまった。これでは勝負が出来ない。
2Q以降は、日大、明治、立教が首位争いを演じる中、東大だけが蚊帳の外となる展開。決勝でこの展開に陥ると何も出来ずに終わるパターン。残念ながら、今回は全く勝負させて貰えずに2000mレースが終わった。
でも、準決勝で厳しいレースを勝ち切って決勝へ駒を進めた事は、当人達にとって貴重な経験になったと思う。
下の写真は、舵手付きフォアクルーの4位入賞表彰の様子:
全日本選手権M2+ 4位表彰
 同上。左からC:大久、S:坂井、B:三浦

全日本選手権M8+で優勝した明治安田生命クルーの優勝インタビューの様子:
 M8+ 優勝:明治安田生命クルーのインタビュー
 同上、優勝した明治安田生命

本番で勝つには基本が大事

昨日のM4+での東大クルーの敗退、そして今日のM2+での決勝敗退を見るに、東大クルーの漕技基本の未熟さがあらわになっていた。
全日本選手権であり、出てくるクルーは基本的に日本一を争うべきレベルのクルーであるはず。
バランスが悪くて順風でフラフラしてブレードを叩く様な未熟なクルーの出る幕では無い。
でも、現実として、今回の全日本に出漕した東大クルーの漕技基本レベルは一目で見ても対校選手として熟達したレベルには至っていなかった。
基本が身についていれば、レースで意識すべきポイントは、クルーで申し合わせたレース戦術を徹底することと、レース中に如何にエネルギーを使い果たせるか否か。
この当たり前のことを当たり前に様にできるか否かがポイントだ。

おやじの指導するジュニアチームの、ジュニアとしての集大成は3週間後の全日本新人戦。上記のポイントを徹底出来るかどうか、我々ジュニアチームのお披露目の場である。

以上