Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝、ジュニアエイト指導

ジュニアエイトはいつもの通り、荒川に出艇。今朝はH橋大エイトと並漕の予定だったが先方の都合で、今回は並べは中止となった。従って、独漕で実施。メニューは2.4km x 3。
並べを期待し、負荷の高いトレーニングを予定していたが、やはり単独だと、2.4kmという中距離を、全力で漕ぎ通すのは難しい。
今日のところは、大きく減速することなく漕ぎ切ったのでヨシとしておこう。
 ジュニアエイト早朝乗艇のアップ
同上。早朝はスキニ―オール使用。
 今朝は浮遊物多く、外環自動車道手前で折り返した。
 2.4km漕、一本目
 同二本目、水面コンディション良好

午前:新人エイト及び2Xのリギング&整備

スカル合宿を終え、今日から新人の、新人戦合宿がスタート。先ずはこの合宿中に使用する艇のリギングと整備を実施。
2時間で、艇のリギングと、オールのリギングまで完了させようと思ったが、最初に艇庫内の置き場入れ替えなどを行ったこともあり、結局、三時間強掛かった。午前中にリギングと漕法レクチャーまで完了する予定だったが、午前中はリギング作業のみとなった。
新人のリギング作業の横で、東大医学部(鉄門)も、エイトのリギング作業を行っており、こちらも同時に指導した。
 新人のエイトリギング・整備
 新人女子はダブルスカル

新人がエイト2艇を使うので出し入れしやすいアームを確保するため、艇庫内の艇配置入れ替えを実施。この結果、天寵は無限の上の段に置きなおした。この結果、当該2艇の船型比較が容易になった:
 上:天寵、下:無限、スターンカンバスの長さがこれだけ違う
 上:天寵、下:無限、舳の形状がこれだけ違う
 天寵のスターンカンバス内にこんなものが入っている。サイドスティックなる片手操舵機構パーツとのこと。=不要なので要撤去。
 コックス席右舷側のハンガーがサイドスティック機構らしい。しかし不要なのでこれも要撤去。

新人がリギングする横では、ジュニアがオールの整備作業を実施:
 スキニ―オールのグリップ、人工皮革を張り替え。
 人工皮革シート(Microfiber suede)1本分2500円也
 ウルトラライトシャフト(ミディアム)を比較使用するためにリギング
 同上

昨日、デルタから預かった2X試乗艇をリギングする対校2Xクルー。新人リギングの合間にこちらもチェック:
 デルタ・リャンジンのバックウィングリガー2X艇
 同、リギング中
 同、リギング中
 バウリガーと波除け。艇庫アームを載せるスペースあり。Good.
整調リガーのブリッジが低すぎ、バウの靴が窮屈。ブリッジには下駄を履かせて嵩上げすべき
 整調シート付近

昼食後の漕法レクチャー

飯を食わねば戦は始まらないでは無いが、12時を過ぎたので、昼食。この点、本学は女子マネージャー他のマネージャー陣が食事を作る仕事をしているので、我々コーチや選手は食事の準備を悩まずに、練習に専念出来る。素晴らしい!
30分程度で食事を摂った後、13時よりスイープ漕法に関するレクチャーを実施。
漕法基本に関するレクチャーであり、毎年同じ事を新人に対して解説している。おやじには毎度の事だが、新人諸君にとっては新たな知識のとして興味深く聞いて頂けたと期待する。

コックス安全教育

漕法のレクチャーが13時開始なってしまったため、13時からの新人コックス向けの安全教育が飛んでしまった。おやじの頭からも飛んでしまっていたが、新人コックス君本人は忘れておらず、レクチャーを終え、一息入れようとしているおやじのところに来て、"コックス安全教育をして頂けますか?"と詰め寄ってきた。コックスは漕手8名の命を預かる大事な役割。必要な事は聞かねばならないという積極的な姿勢、素晴らしい。
今回は時間も無いので、右側航行遵守など、絶対に守らねばならない事項などを中心にレクチャーした。細かいところはジュニアコックスなど、先輩コックスと膝付き合わせて、ジックリとレクチャーを受けて欲しい。
 彼が新人コックスのI君。

午後: ジュニア乗艇コーチング

早朝は、エイトを指導したが、午後はジュニアスカラーをマンツーマン指導。メニューはジュニアエイトと同じ2.4km x 3。この時期、午後は南東の風が吹くが、今日も予定通り南東の風が吹いた。
という事で、ジュニアスカラー:A尾の2.4km x 3をマンツーマンで始動。先週はヨチヨチ歩きでレートも上がらなかったが、今週は、リギング再調整の成果もあり、概ね目標とした艇速で漕ぎ切った。
 午後、A尾が荒川へ出艇
 2.4km x 3の一本目
 同上


 二本目。フィニッシュポジション。少し左右の上下差が大きすぎる。
 キャッチ
 リリース

A尾のコーチング後はジュニアエイトの指導。競艇場付近で、折り返し、ジュニアエイトの指導。
今日の午後乗艇からは、オールをスキニーから通常シャフト(ウルトラライトーミディアム)に戻しての乗艇。
毎回アップに織り込んでいる静止スタートのトップスピードでその差異を見極めようと、アンテナ付きスピードコーチのモニタを見ていたが、ひどく遅い艇速が表示されている。オールしか変えていないので何か変だと思い、コックスにスピードコーチのCAL値を確認すると、6%も間違った値をインプットしていた事が判明。その原因は、分かっているのだが、ここでは割愛する。(要するに艇速に対する気合や感覚の不足から来たミス)
CAL値を訂正してから、トップスピードの再確認。結局、オールの違いによる艇速の差は解明出来ず、明日以降に先送りとなった。
 午後のジュニアエイト。オールはULへ変更。NF-UTの艇速がスキニ―より伸びた。
 同上

 同上。奥にウェイクが見える。

 秋が瀬で新人エイトと遭遇
 新人エイト

 新人エイトのNF−UT
 笹目橋と新人エイト(Mariko)
 笹目橋下流で休憩する新人(天祐)

夕方の荒川はボートがゾロゾロ

今日の午後は1Xとエイトの乗艇をシリーズで指導したため、14:30から17:15頃まで3時間近く荒川の水上にいた。
16時頃までは東大のエイト3艇とパルテエイトだけだったが、16時を過ぎた頃からN体大そしてKO大学と、大賑わい。漸く、荒川も昔の昭和時代の賑わいを取り戻して来た。
面白かったのは、ウェイクボードも笹目橋より上流に二杯出て来たのだが、ローイングボートの多さに圧倒されたか、ウェイクの1艇は、笹目より上流でのウェイクを諦め笹目より下流に下って行った。
この様に、戸田橋より上流を常にローイングボートで埋め尽くしてしまえば、自ずとウェイクを排除出来るということ。
地道に活動しよう。

以上