一昨日の三大学レガッタのOBレースに招待されたT大長老OBクルーが、対校エイトレースを観戦し、撮影した連続写真を東大OB関係者に配信してくれた。下の写真:
素晴らしい漕ぎなので、おやじも一言コメントを付け加えて、T大関係者に写真を転送した。
実際コーチをしていると、自分の指導するクルーのレース中写真はなかなか入手できないと思い、このクルーのコーチ:O林氏及び同期ボート狂信者3名に、氏の優れたコーチングへの賞賛と合わせて、連続写真をお送りした。
以下、この写真を見た諸氏のコメント:
おやじ本人の寸評:
N大エイトの漕ぎ、素晴らしいですね。
全てが良いのですが、特に2枚目の写真のフィニッシュの押し切り姿勢。
フィニッシュでブレード一枚押し切るためには、こういう姿勢が好ましいと分かっていても、クルー全体でユニフォーミティーを取って、このように確り押し切るのは、なかなか出来るものではありません。
昨年は実業団エイトを破り、全日本チャンピオンを獲得しましたが、今年も昨年以上の上手さ・強さがあるようです。
N大のコーチはプロコーチのO大林氏(私と同学年)ですが、高校ボート部からN大へ優秀な選手を掬い上げる強固なシンジケートと、優れたコーチングの賜物です。
T大も確りした指導体制を構築してゆかないと、このN大クルーの強さには、なかなか太刀打ちできそうにありません。
T北大OB:S山氏の寸評:
貴重な資料を見せていただき、ありがとうございます。
東北でも、見る人はN大のローイングをしっかり評価しようとしています。
個人的には、我々東北と比べて
- いい漕暦を持った多くの選手
- いいコーチ
と言う埋められない大きな差があるのは承知の上で、それでも、20歳前後の大学生が基本を徹底的に表現することで、ここまでのパフォーマンスを発揮できることを実際に見せてくれていることに、感謝しています。
おかげで、そのN大を目指すことは、そのまま日本一を目指すことでもある、とシンプルに捉えることもでき、選手たちのモチベーションにもいい影響があると思っています。
ただ、O林とN大は、また今年も大きく一歩先に進むでしょう。
より高いレベルで、N大とレースができるよう、追っかけないといけない・・・
キャッチは、我々でも何とか、アプローチ出来るかもしれない・・・
でも、その先、氏家も言っているように、フィニッシュそして、その直後からの・・・
ここら辺りは、自分たちにはないアプローチを考えないといけないかなとも感じています。
T経大:S藤氏の寸評:
写真もさることながら、皆さんのコメントもすばらしいの一言です。
昨年の全日本のビデオも何度見ても美しく、この連続写真も見事ですね。
O林コーチ、N大のスタッフ・現役メンバー全てに賞賛の意を捧げます。
以上