Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

マスターズ1X:優勝は田中さん

oyajisculler2007-12-23

今日は東大学内レース。
9時頃に戸田に到着すると、寒空に小雨模様。天気予報では昼から雨は上がる予報ながら、若干不安。しかし、風は北北西の風でタイムは出そう。
昨日から戸田入りしている田中、古川、中村の3名に挨拶を兼ねて大会プログラムを持参。そうこうしている内に日帰りの加藤さんも到着。長野の岩波さんが遅れているものの、レース前には到着するとのこと。

レース前W.UpでSpeedCoach再調整:

軽く昼食を済ませた後、本番レースに向けてW.Up開始。午後のレース前になると、午前中の雨がウソの様に上がり、青空が広がった。低気圧が去って、「台風一過」の様相。順風だけは残って欲しかったが、これまた略無風のコンディションになった。(絶好のコンディションとも言う。しかし、贅沢を言っても良いなら、ベテランスカラーには多少波があっても順風の方が嬉しいのだが。。。)
さて、今回のレースはSpeedCoachを使ってエルゴの様にペース配分しながら漕ごうと考えた。そこで念には念を入れてSpeedCoachのCal値を調整し直した。つい一昨日、Cal値を0.983に調整したばかり。でも今日は午前中に雨が降った影響か?距離をチェックすると1%強の誤差が出た。余り時間もないので、Cal値を0.970に変更して本番に臨んだ。(結局、0.970で殆ど合っていた)

本番レース:

スタートステッキに着け。スタートを待つ。SpeedCoachをSternカンバスの斜板ハッチの上に付けているので、中々手が届かず、セットするのが大変。やっと調整し終えてスタートを待っていると。表示が距離表示になっていてAve.ペースになっていなかった。慌ててAveペースに表示切替している内にスタートコールが入った。上記の通りスタート前にドタバタした影響もありスタート2本程をミスオールして若干出遅れてしまった。まあ、2000mなので先は長いと焦らず1本1本進む。

500m付近で先行する田中、岩波両氏を捕らえたのが分かった。兎に角、2000mで8分を切りたいと考え、艇差を気にせず、レートとペースを注視しながら進んだ。レートはSR30以上キープを目標としていたが、早くも2Qに入るとペースが2分/500mを超過し、8分切りのペースが怪しくなる。レートを高めにしてペースをキープしようと必死。頼みの綱は心肺系の有酸素能力。(レンジが切れ気味ではあったが、レートだけは狙った30.5より高めの31〜31.5を終始キープできた。)
3Qに入ると、2'04"/500mまで落ちた。何とかペースを維持しようと努力するも守れたのはレートのみ。そろそろペースキープが厳しくなってきた頃、2レーンの岩波さんが息を吹き返し、ジワジワと迫ってくる。ラストスパートの強い岩波さんなので、このままではネットタイムでの勝利は難しいと即、計算。生タイムのガチンコレースでは何とか勝とうと頭を切り替えた。

でも岩波さんの追い上げを厳しく、特にラスト100mは怒涛の勢いで来られた。おやじは中盤の頑張りで脚の力が残っておらず、最後は手数で逃げ切ろうとピッチを上げた。結局、最後は0.26秒差で辛くも逃げ切った。レースが終ると殆ど全力を出し切ったため、もうヘロヘロ。1分間位は頭が上がらずグッタリ状態だった。やっぱり2000mレースはタフだ。
岩波さんにはネットタイムでは負けたが、ガチンコ勝負で勝てたのはこれが初めて。まあ良しとするか?

レース記録:

  • レーン、 名前、ハンデ、1Q, 2Q, 3Q, 4Q, 正式タイム、順位
  • -------------------------------------------------------
  • 1、氏家、20.0秒、1'58"50, 4'00"97, 6'05"38, 8'09"23, 7'49"23, 3位
  • 2、岩波、26.4秒、1'58"13, 4'02"97, 6'08"06, 8'09"49, 7'43"09, 2位
  • 3、田中、39.2秒、1'58"91, 4'04"24, 6'10"44, 8'15"40, 7'36"20, 優勝
  • 4、加藤、48.0秒、2'02"69, 4'13"71, 6'25"09, 8'38"42, 7'50"42, 4位
  • 5、中村、58.4秒、2'15"84, 4'37"14, 7'01"00, 9'25"09, 8'26"29, 6位
  • 6、古川、64.8秒、2'08"42, 4'28"88, 6'52"98, 9'16"72, 8'11"92, 5位

記録は上記の通り。無風のコンディションでは8分を切ることが出来ず、力の無さを実感。
やはり田中さんは強かった。一気に強くなることは出来ないので、先ず来年は岩波さんにネットタイムで勝てる様になりたい。その上で再来年辺りに、田中さんにネットタイムで勝てる様になれば、おやじもマスターズスカラーとして一流の仲間入りと自称できるのでは無かろうか?
来年に向けて新たな課題が出来た。
以上