今日は午前中、明日の東商戦レースに向けて荒川で乗艇練習を行い、昼食後に12時半から、予定通り荒川岸蹴り場の川浚いを実施した。
東商戦に向けた乗艇練習:
明日の本番レースで確り漕げる様に、今日はレースW.UPと2000mシミュレーションの7分漕を実施した。ほぼ無風の絶好のコンディションの中、良い漕ぎが出来たと思う。明日は今年の始めから練習してきたものを全て出し切りたい。概ね同等の力を有する四神会クルーを相手に、明日は相当苦しいレースとなることを全員で確認した。
荒川の川浚い実施:
昼食を食べた後、川浚いの道具を揃えて、少し早めに岸蹴り場に向かう。既にT工大の学生が来ていた。潮が引いて川底が見えているので、全員揃うのを待つまでもなく川浚いを始める。12時半を過ぎるとLBRCのメンバーや各大学の学生が集まってきた。合計20名程度で、半数がLBRCメンバー、残り半数が各大学の学生といった構成。
今回の川浚いで拾い上げたものは次の通り:
- 川底に半分埋まったコンクリートブロックや石ころ:結構大きなものが沢山ゴロゴロしていた。特に岸蹴り場下流側のモーターボート出し入れ用スロープ前は、古い護岸のコンクリートブロックがゴロゴロ転がっていた。これらを拾い上げ、岸よりの川底に置きなおした。
- 枕木の様な大きな木片:大半が川底に埋まって掘り出すことが出来ないので、川底から飛び出ていた先端のみノコギリで切り落とした。
- 長いロープの塊:これまた大半が川底に埋まっていて引っ張ても抜けないので、上に出ている部分だけ切り落とした。
- ゴムホース:何のホースだか分からぬが、直径6cm程度の長いロープが川底に埋まっていた。これをスコップで掘り出した。
- バイク2台:岸蹴り場の上流側に大きなオートバイ1台、下流側に原付1台が川底に転がっていた。これらは一輪車に乗せて岸の上に運び上げた。
- タイヤ数本:上流から流れてきたものだろうか?結構大きなタイヤが3、4本あった。半分以上埋まっていたものをスコップで掘り出した。
- コンクリートの土管:岸蹴り場の上流にゴロンと横たわっていた。掘り起こして岸の上に上げた。
- ビニールゴミや木片など、いわゆるゴミの類
意外にガラス瓶の割れたもの等は見かけなかった。やはり川なので軽くて流されやすいものは、大雨で流れが速い時に流されてしまうということか?右上の写真は、川浚いを終え、拾い上げた粗大ゴミを前に略全員で記念撮影したもの。拾い上げた粗大ゴミは岸蹴り場下流側の「いつでもできるゴミ拾い」の看板付近に置いておいた。
以前、この川浚いの実施を荒川河川管理事務所(kanri@ara.or.jp)に連絡したときに、今回の川浚いで掘り出したゴミはここにおいて置けば、後日河川事務所のトラックが回収してくれるとのことだった。しかし、バイクや大きなゴムタイヤをチャント回収してくれるだろうか?ちょっと心配なので、回収をお願いする旨をメールしておいた。
潮が引いたときに随時川浚いしよう:
今回は春の大潮ということで、戸田界隈のボート部に声を掛けて大々的に川浚いを行った。この結果、岸蹴り場から出艇する艇が石ころやコンクリート等の暗礁に乗り上げることは当面無いと期待する。しかし川なので大雨が降ったりすれば新たな障害物が流れ落ちる可能性がある。従い、ここを利用するクルーは今日の用に大きく潮が引き川底が見えたときには、随時川浚いをして、この場所の安全を確保して欲しい。今日は良い仕事が出来、充実した一日だった。来年の春の大潮大干潮時に、また川浚いをしたい。