Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

富士山頂登山の備忘録

昨日(8/11)、日帰りで富士山頂(3770m)登山をしてきました。
登山ルートは御殿場口ルートです。登山口標高(1440m)

以前から、一度富士山登山をしてみたいと思っていました。
8/11が山の日であるという事で、先週あたりから盛んに登山関連の話題がマスコミで流れていました。
特に富士山登山の話題が、記憶に残りました。
そんな中、先週はボート友達の方が、御殿場口ルートで日帰り登山したことをFacebookに投稿した記事を読みました。

現在、私は62歳、
厳しい登山でもある富士山登山を何とか今年やろうと思い立ちました。
思い立ったが吉日、急ぎネットで富士山登山に関する情報を急遽調べました。

1.登山に適しているのは真夏:
一般者が登山するのは富士山が開山している7/10~9/10の夏場に限られる。
考えてみれば、富士山は日本一高い山で標高3770m強もあり、真夏以外は雪が降る山。
また、最も登山に適しているのは、気温が高く、天候の安定しているお盆前後らしい。

2.登山ルート:
お盆の時期は、富士山登山客が多く、山頂付近で渋滞が発生するほど混雑する模様。
富士山登頂ルートは、吉田ルート、富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートの4ルートある。
自宅の平塚から近い登山口は富士宮と御殿場。
最初だし、先ずは最も標高差の少ない富士宮ルート(登山口=2400m)にしようと思った。しかし、開山期はマイカー規制で富士宮口へはゆけず、約1000m下の水の塚駐車場に駐車して、そこからバスで登山口まで行くことになる。駐車場代1000円、バス代往復2000円は勿体ない。

そこでもう一つの御殿場ルートに関して調べた。
その中で御殿場口ルートは標高が1440m、山頂との標高差が約2400mと最も厳しいルートで、往復の標準所要時間は12時間強ということ。
このため、体力自慢の登山者以外には敬遠されているようで、ピークのお盆でも登山道が渋滞することはなく、駐車場も無料ということ。
1440mという低い標高から長い時間をかけて登ってゆき、登りながら体が高地に慣れてゆくので、高山病になりにくい。
復路は大砂走りで一気に下れる醍醐味もある。
ということで、登山ルートは御殿場ルートに決めた。

3.登山日は8/11
8/7の午後辺りから富士山登山に関してネットで情報収集。
自分自身の都合としては、8/22~8/26に四国ローイング水域巡りの車中泊旅行をするので、行くとすれば8/10~8/19までの間。
9月に入ると気温が下がり、また、天候も不安定になる。
ということで、この期間の天気予報を調べたところ、よく晴れて富士登山に適しているのは、目の前に迫っている8/11となった。

4.登山装備とその準備など
登山靴は大山や丹沢登山で使ってきたトレッキングシューズがある。
登山中に着用するウェアは、夏場の晴れた日であれば、大山や丹沢登山でのウェアでOK.
但し、富士山は強い日光を遮るものがないので、帽子とフード付きの薄手のパーカー、それと通気性の良いズボンを着用。
突然雨が降る可能性があるので、レインウェア上下、ザックカバーを持参。
それと寒い場合に備えて簡易防寒着として冬物長袖シャツとタイツを持参。
万一に備えてヘッドライトを持参。
御殿場ルートでは、登山ルートでも砂が多く、3歩進んで2歩下がるようなところがあるので、ダブルストックを準備すべきとの情報あり、急遽ネット通販で注文。(8/10着)
また、下りの大砂走りでは靴の中に砂が入って来るのを防ぐため、ゲイター(スパッツ)を着用すべきとの情報あり、急遽ネット通販で注文。(8/10着)
転倒時のファーストエイドとして、傷テープ、ウェットシート、それに傷口洗浄用として清水ペットボトルも持参。
飲料水は往復で2.5Lは消費すると予想。これに上記清水0.5L。合計3L。但し、途中の登山小屋で飲料水を購入できるので、登山スタート時にザックに入れるのは500ccペットボトル3本とし、それ以降は、途中の山小屋で現地購入することとした。(500ccペットボトルは山小屋で1本500円、結局、登山中に4本購入した)
これ以外に、登山前後に車の中で飲む飲料水としてペットボトルを2本、車に置く。
食料は、日帰りでもあり、ランチパックなど3個+5個入りアンパン1袋+オレオ1箱(6枚)
荷物の大半はザックに入れた。

上記以外に:
1.デジカメおよび携帯ラジオ(FM放送受信):上着のポケットに入れる
2.ウェストバッグ内に:登山計画書、マスク、スマホGPSマップ用)小銭入れ(500円玉x5、100円玉x5、1000円札x4枚)、運転免許証、車の鍵、ボールペン、ファーストエイド(傷テープ)

5. 前日までの準備:
当日の大まかなタイムスケジュールを把握するため、YAMAPアプリを介して登山計画書を作成。
所要時間は、標準時間の0.8掛けで作成。(これまでの大山や丹沢登山の実績より) 要所要所での休憩や山頂での昼食などの休憩時間込みで、10時間37分となった。
登山計画書はYAMAPアプリを介してオンライン提出すると同時に、要点をプリントアウトして家族に渡した。
前日に、当山装備品類一式をパッキング。また、登山中に使う小銭を準備。
ネットで富士山・御殿場の天候をチェック.当日は、朝から午後3時頃までは晴れ、夕方4時頃から小雨との予報。

6.当日の行動記録(時系列)
朝3時過ぎに目が覚めたので、3:15頃に起床し、朝食を摂り、出発準備
4時に自宅を出発
御殿場第二駐車場に5:20に到着。駐車場に至る途中で、朝日に照らし出される富士山がクッキリ見えた。登山道も白い線としてよく見えた。
第二駐車場は満車だったが、念のため、入って空きがないか見て回ったところ、偶々、1台出て行ったので入ることが出来た。ラッキー!
急ぎ、登山開始の準備。車には500ccペットボトル2本を残しておいた。
登山口に入る前に、駐車場のトイレを利用。その後登山口前のテントで検温並びに富士山保全協力金1000円を支払い、支払済の缶バッジを頂いた。
5時半過ぎに登山口の鳥居を通過。
駐車場の気温は19度だったので、最初は半袖Tシャツの上に薄手パーカーを着ていたが、大石茶屋まで10分ほど登ったところで暑さを感じたので茶屋でTシャツを脱いで上着は薄手パーカー一枚とした。
御殿場ルートは、山小屋以外に直射日光を避けることが出来ない砂漠のような登山道故、日除け対策として長袖・長ズボンは必須。これにメッシュ帽を被り、その上からパーカーのフードを被って首や顔の両側を日差しからガードした。こうすることで、顔が直射日光に晒されることは無かった。
速いペースで登ると、空気が薄い高山では、高山病を発症するリスクがあるということで、短い歩幅でゆったり目のペースで登り始めた。
右手の手首に左手指先を当てて、心拍数を計測。腕時計の秒針で15秒間の脈数を数えた。
ゆっくり登っており、登り始めたばかりだが、15秒心拍数は約30。1分当りで120だった。
砂漠の様な登山道なので、いくら登っても景色は変わらない。唯一の変化は、左手に見える双子山の通過とその先の宝永山が近づくこと。
変化のない環境で淡々と運動し続けるのは、東大ボート部のイベントである大利根遠漕とほぼ同じ。
足元の登山道を見ながら、只管、上り続ける。
登山者は非常に少なく、且つ、景色は変化に乏しい。こんな時、携帯ラジオから流れる音楽や会話が有難かった。
凡そ30分毎にペットボトルを取り出して給水する。500ccペットボトルを3回に分けて給水、即ち、1時間半程度でボトル一本を飲み干す。
1時間ほど登ったところで、次郎坊を通過。ここで登山道と大砂走りの下山道が交差している。間違えない様に右手の登山道に進む。
この辺りから登山道は砂が多くなり、靴が砂に取られて、靴底が滑り始める。
これでは効率が悪いので、ザックからストックを取り出し、ダブルストックで歩き始める。
ダブルストックにより靴底の滑りが減り、歩きやすくなった。
3時間弱上り、2本目のボトルが半分以下に減ったところで、新六合目の半蔵坊に到着。半蔵坊は今年から営業再開した模様。
ここでペットボトルを1本調達。少し早いが、ハンバーガー1個を食べてエネルギー充填。
ここから先も登山道は砂場のような状況が続き、ダブルストックのお陰で効率よく歩けて、ストック無しの登山者を何人も抜いていった。
微かに頭痛がするような気がしたので、確り呼吸すると同時に歩幅を小さくして上るように心がける。
因みに心拍数は終始120弱で不変。
1時間半ほど登ったところで7合目の山小屋を通過。砂走館でペットボトルを1本購入。
7合目より上は、登山道が砂場からザレ場に移行。
火山噴出物の一種で、塊状で多孔質のスコリアが主体になり始める。砂場よりは歩きやすい。
更に上り8合目の赤岩八号館を通過。ここで小休止してサンドイッチを食べ、エネルギー摂取。
8合より上の登山道は、岩場+スコリアの路面で、スコリアがズルズルと滑りやすく、非常に歩きにくかった。
脚の疲れを感じつつ、歩幅を小さく、歩数で稼ぐ感じで上り続けたところ、11時50分頃に山頂到着。往路所要時間は6時間20分程度だった。
山頂は、思ったような混雑はなく、割と人が少なかった。
初めて見る富士山の火口。さすが日本一の活火山。その規模の大きさと鉢底の深さに圧倒された。
割と空いているので、富士山最高峰の剣が峰に行ってみることにした。
剣が峰に行くには、馬の背と呼ばれる急な坂を上る。
見ると、左側の鉄の策に伝って上る人が数珠砂ぎになっていた。
ダブルストックがあるので、ストックで登れるだろうと不用意に上っていったところ、最も傾斜がきついところで、足が滑り前に突っ伏すように転倒してしまった。
鉄の柵を伝っている人が手を差し伸べてくれて、何とか立ち上がり、鉄の柵を伝って上りきることができた。
しかし、右手の指先から少し出血していた。ストックを握っていたので、路面と指先が当たった様だ。
剣が峰の山頂標識で写真撮影する列の前進が遅いので、山頂標識へ行くのを止めて標高標識の下へ移動。
ここで右手指先の様子を見た。
中指の爪の付け根辺りに小石で出来た傷があった。
清水ボトルを開け、血を水で洗い流して傷口の様子を観察。大した傷ではないが、爪の付け根辺りなので少々痛かった。
傷テープを張って応急処置。
手袋を着用した方がよいと情報を得ていたが、この時には着用していなかったのが怪我をした要因。
山頂で「爪痕を残す」ではなく、「指に傷跡」を残してしまった。(トホホ)
富士山のお鉢を見学した後、剣が峰から下って、山頂にあるトイレを利用。300円なり。
富士宮ルート山頂にある山小屋前に移動し、ベンチで最後に残った焼きそばパンを食べた。気圧が低いのでパンの袋がパンパンに膨れ上がって破裂寸前だった。
御殿場ルートの山頂へ戻り、下り始める。
上りで脚が疲れていたことに加えて、下りでの足の運びが下手な様で、下る速度が周りの方々より遅く、どんどん追い越された。
そうこうしている内に、膝周りの筋肉が疲れて、膝が笑い始めた。
転倒しないように慎重に足を進めると、さらに速度が落ちた。
山頂から赤岩八号館までに要した時間は1時間15分と、上りで要した1時間30分とあまり差が無かった。
赤岩八号で小休止し、ここで大砂走りに備えてゲイターを着用。
標高が下がり、気温が上がって暑くなって来たので、七号目の日の出館(休館)で、Tシャツを脱いだ。
少し下ると大砂走りの下山道への分岐があり、大砂走りへ。
大砂走りの序盤は砂ではなく、ゴロゴロと漬物石サイズの大き目の石や5cm大の石ころゴロゴロで少々歩きにくかった。
しかし、少々下って、宝永山への分岐を過ぎた辺りから徐々に石ころ主体から砂が多くなり、砂走出来る状態になった。
ただ、疲れているので、走ることはせず、砂で足が滑り1歩で1.5m程度下るような感じで下り始める。
もう少し進むと、傾斜がきつくなり、1歩の歩幅も徐々に伸び始め、1歩で2mほど進む感じになった。
試しにストックを突くのをやめると、その方がスピードが出て歩きやすいことが判明。
ということで大砂走りの大半をストックは使わずに下った。
試しに走ってみたが、脚が疲れているのでバランスを崩しやすく、危ないので走ることはせず、傾斜に任せて歩くことにした。
大砂走りは疲れた脚に優しく、快適に下れる良い下山道であることを実感できた。
但し、良かったのは次郎坊まで。
次郎坊から下は、大砂走りとブルドーザー道路が一緒になっていて、砂の厚みが薄く、しかもその直ぐ下はブルドーザーで踏み固められているので、疲れた脚には最悪の路面。
しかも、靴の中で脚がつま先方向にずれて、足の親指や人差し指が靴先に当たって、酷く痛み始めた。
極力、砂が厚い路面を探しながら下るも爪先の痛みで辛い下山になり始める。
加えて、天気予報通り、15時半頃から小雨が降り始め、靴、ゲイターなどについた砂埃が濡れて酷い状況へ。
因みにゲイターのお陰で、靴の中に砂が入る事は一切なかった。
次郎坊より先はの下りは、脚の疲れと、爪先の痛み、そして小雨で辛い下山になった。
しかし、この程度で済んだのはマシだろう。何より、幸いなのは高山病とは全く無縁だったこと。
下山して第二駐車場へ止めたマイカーに戻る。
16時半頃だが、この時間帯になると駐車している車の数が半減していた。
イカーのリアゲートを開けて、その下で雨を凌ぎながら、荷物を下ろしゲイターや靴などの汚れものを脱ぐことができた。
汚れものを脱いだあとは車内に入り、後部の荷室に設置したベンチに座り、下着類も着替え。
車中泊仕様にしているNV200:バネット、富士山の日帰り登山でも活躍しました。
下山口到着後、車内で着替えた後、16時40分ころに駐車場を出発し、帰路へ。
予め車内に残置しておいた凍らせたペットボトルが丁度良い具合に解凍されて、美味しく飲むことができた。
また、登山中に食べ残したアンパンも帰りの車の中で食べることができた。


7.翌日の後片付けなど
疲れていたこともあり、昨夜は良く眠ることができた。
7時半頃に起床して、階段を下りたところ、太ももの疲労で酷い筋肉痛。手すりに掴まりながら何とか一階まで下りる。
この酷い筋肉痛では、少なくとも二日程度は膝の屈伸運動主体のローイングは出来そうにない。
これほどの酷い筋肉痛は、大学時代の検見川グランドでの陸トレ合宿以来だと思う。
膝の屈伸が少ない、水平移動の徒歩に関しては殆ど支障がないことが興味深い。(笑)
朝食を食べた後、昨日帰着後にマイカーの車内に置きっぱなしにしていた汚れた登山靴、ゲイター、ストックを下ろし、汚れを水洗いした。
汚れた物を外水道で洗い流せるのは戸建て住宅の強みです。
集合住宅住まいの方々は、登山で汚れた物の処置はどうしているのだろうか?ベランダで洗っているのかな?
トレッキングシューズの砂埃をブラシで払い落とした後、靴底の状況を見てみました。
2年前から使っている靴だが、今回の富士登山による靴底の擦り減り具合は酷い状況でした。
散歩などの普段使いなら問題ありませんが、登山では靴底のグリップは安全にかかわる問題です。
ということで、この靴は廃棄し、おって、新しいものを購入することにします。

8.富士山登山を振り返って
富士山頂登頂は、自分の人生の中で一度やってみたい願望の一つでした。
現在、62歳。登山に関しては初級者であり、今回の富士山頂登頂は、初挑戦という意味では最後のチャンスだったと思います。
様々な環境要因から、富士山登山ルートとしては最も厳しい御殿場ルートでの日帰り登頂となりました。
事前に富士山登山をやった方に色々お聞きしたり、ネットの動画視聴などで最新の情報を入手したりして短期間ですが、情報収集に努めました。
また、重要要素でもある天気予報も可能な範囲で調べ、当面向こう1週間以内ではベストと思われる8/11(偶々ですが、山の日でした)に実行しました。
この結果、厳しめの登山ではお決まりのダメージである脚の筋肉痛と爪先ダメージはありましたが、指先の擦り傷以外は怪我もなく、無事に登山完了できました。
何より、人生の願望であった富士山登頂を実現したこと、そして、天候に恵まれ、自宅のある平塚から見える富士山の山麓を上って登頂できたこと、同時に富士山から見える丹沢、相模湾伊豆半島駿河湾を一望出来たことは良い思い出になりました。富士山の火口を肉眼で見る事が出来たことも良い思い出です。

さて、前述の通り、登山後の体へのダメージ(太腿の筋肉痛と両足爪先のダメージ)は、少なくとも数日は日常生活にも支障を来すものです。
1)太腿の筋肉痛は、恐らく、数日で回復するでしょう。
2)両足爪先の爪のダメージは内出血を伴うもので、痛みは数日で回復しますが、爪が変色してしまいます。爪が完全に生え変わるには半年近い期間が掛かりそうです。

このダメージは、昨年実施した丹沢のヤビツ峠~塔ノ岳ピストン(約5.5時間、累計標高差約1390m)でも程度の差こそあれ発生しました。
私は登山家ではなく、ボート(ローイング)競技のマスターズアスリートですので、登山は謂わばボート競技強化に向けたクロストレーニングの一つです。
そのトレーニングで本業のボート競技のトレーニングに支障は出るのは、トレーニングとして適当ではありません。
私の場合は、ヤビツ峠~大山山頂のピストン(約2時間、累計標高差約530m)であれば、体へのダメージは殆どありません。
今回の富士山頂登山は最も過酷な御殿場ルートで、且つ、日帰りでした。ピストンの所要は約10.5時間、累計標高差は約2340mです。所要時間や標高差を見ても、トレーニングとしてはオーバースペックですね。
今回の富士山に上った感触ですが、御殿場口から7合目までの登山道は砂地であり、膝への負担は殆どない。また、下りは大砂走りの醍醐味が堪能できるというメリットがあります。

そこで体(膝や爪先)へのダメージが少なく、且つ、脚力&心肺機能への良いトレーニングが出来るルートとして以下を考えつきました。
6合目の宝永山への分岐点、標高2830m、御殿場口からの標高差1400m、復路は大砂走りとすると、往復で約4.5時間。
これなら、午前中だけの半日で往復できますし、筋肉疲労やつま先へのダメージも少なく許容範囲になりそうです。
夏場のトレーニングということで一度試してみようかな?

<登山当日の写真など>
 5:33、御殿場登山口にて
 登山口鳥居と朝日
 スタート直後の登山道から見た富士山
 5:43 大石茶屋を後にして
6:01、登山道はこんな感じで人は疎ら
 6:37、もうすぐ次郎坊
 6:39、次郎坊の分岐。右が登山道、左は大砂走りの下山道。ここで間違って大砂走りを登ってしまう登山者が多いらしい。
 6:51、次郎坊より上の登山道はこんな感じで砂場になっていてストック無しでは登りにくい。
 8:17、新六合目の山小屋:半蔵坊で小休止
 半蔵坊から見える丹沢や相模湾
 8:49、登山道から見える山中湖
 宝永山と駿河湾
 9:24、標高3000mを通過。
 9:46、七合目の砂走館で小休止。気温が下がってきたので、半袖Tシャツを着用
 9:47、駿河湾を一望
 砂走館からみた富士山頂。
 7合目より上の登山道はスコリアのザレ場
 10:16、赤岩八号館で小休止。ここから山頂まで1時間半
 10:45、八合目より上の登山道はこの様に酷いザレ場
 防止とフードで日焼け対策はバッチリ
 11:45、山頂までもうすぐ
 11:53。山頂到着。往路所要時間は6時間20分
 11:59、富士山頂奥宮の社
 富士宮の山頂を通過すると広場があり、その先にある尖った山が富士山の最高地点である剣が峰
 お鉢を背景に自撮り
 12:06、剣が峰に至る「馬の背」と呼ばれる急な坂
 12:17、馬の背をストックを突いて安易に登ろうとしたが、滑って転倒。右手中指に擦り傷を負う。手袋すべきだった。
 12:19、剣が峰の標柱は記念写真の行列が長かったので、行列を回避して剣が峰すぐ下へ。
 剣が峰前の火口は圧巻。
 12:36、山頂の公衆トイレ。300円なり。
 気圧が低い山頂で食べた焼きそばパン。袋が破裂寸前だった。
 14:17、山頂から下った赤岩八号館で小休止。砂走に備えてゲイター着用
 14:57、7合目の直ぐしたに大砂走りの下山道への分岐
 14:58、大砂走りの序盤はこのようにザレ場のような砂地。これでは走れない。
 15:08、宝永山への分岐。今回は宝永山はパス。
 15:24、いよいよ大砂走りのコンディションへ
 この当りからストックの使用を止め、脚だけで下った。
 15:39、急に雲が立ちこめ始めた
 16:10、最後は小雨降る中の下山
 16:16、下山完了

<翌日の汚れ物の処置>
 ストックやゲイター、靴をマイカーから出した。
 ストック先の傘は傷だらけ
 スコリアを踏んで、靴底のパターンは摩耗してしまった。
 この靴は登山には使えないので廃棄。少し小さくて、下りでは足先が靴に当り爪先を痛めたので、次回はもう少し大きめサイズのを選ぼうと思う)
 水洗いしたゲイターとストック

以上