京大戦Jrエイトを暫定編成してから2週間。この所、S-sideのサイド負けが悪化しつつあり、木曜日の2000mTTでは強めの横風とサイド負けでオールがコースブイを跨いで隣のレーンに入ったとの事。エルゴのスコアを見てもS-side負けは明らか。現状のサイド負けのままでは、常時当て舵を切る必要あり、このままではリズムにも影響を与える。そこで昨夜のMTGで、S-sideで漕力の最も弱い4番漕手(S)と、補漕(T治)を入れ替えることとした。今朝は入れ替え後の最初の乗艇。
T治はS-sideの中でエルゴの絶対値では2番手だが、体重換算で見ると3番手〜4番手。2週間前の暫定クルー編成時には、漕技未熟(漕技・出力効率で劣る)の為、エイトから漏れたが、ここ2週間のシングルスカルでの取り組みで、ブレードを水平にドライブする、そしてブレードに体重を載せて押し続け、艇を加速する感覚を改善した模様。
今日のエイト乗艇は、久々のエイトだが、2週間前に比べると、ブレードを水平に押す感じが大分改善できていた。
このクルーの当面の課題であった静止スタートに於けるサイド負けに関しても、今朝はかなり改善出来ていた。即ち、今回の漕手入れ替えはサイド負け対策という意味に於いて成功したという事。また、サイド負けに対する当て舵も減ったので、リズムも改善出来た模様。
尚、T治は、以下に示す写真を良く見ると分かるが、キャッチからのレッグドライブ並びに有効レンジという面で、未だ改善すべき課題がある。この面を早急に改善させたい。
以下、今朝の乗艇練習の様子:
出艇前5時35分頃の岸蹴り場。もうこんなに明るい。
3km漕の一本目。6時20分頃。
同上
秋が瀬鉄橋手前
秋が瀬折り返し後、3km二本目 キャッチ後のレッグドライブ。確りレッグドライブすればブレードで押された水で水面が盛り上がる。水面の盛り上がりが無い#4番はキャッチからのレッグドライブが不十分という事。
フィニッシュ・リリース。#4と#6のフェザーターンがやや遅れ気味。リリース時にインサイドハンドが力んでいると素早いフェザーワークが出来ず、この様に遅れる。
ブレードエントリー。エントリーは、角度・タイミング共に概ね合っている。
メニュー後のクーリングダウン。