Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

付きフォアのHoAシミュレーション:

前述の通り、1X艇のHoAシミュレーションを伴走したので、フォアの乗艇練習前半はコーチ伴走無しでフォア2杯で選手に任せた。(フォアは大曲2往復:23kmを漕いだ)
1XのHoAシミュレーション後、大急ぎでモーターで大曲に戻った。途中、早大女子のスカラー軍団を抜き去り申し訳無かったが止む無し。一名乗艇の小型ゴムボートなので、スカラーから離れて抜けば大きな影響はないと思う。(一応、伴走コーチに断ってから抜いた)
大曲に到着すると、丁度、フォア2杯がスタートするところだった。現時点、SR20以下の低レートだと2クルーには艇速に有意の差がある。そこで本人達の判断も含め、20秒の艇差を付けてスタートした。(HoAも20秒間隔のスタートなので同じ)
さて、HoAシミュレーション開始。ここでは本番同様に、レート制限無しで行った。
後発艇の方がドンドン追いつくかと思ったが、先行艇はレートを上げて抜かれまいと必死。こういう場合は後続のクルーとの艇差が見える先行艇の方が有利だ。日頃、後塵(曳波?)を拝している彼らだが、今日は一念奮起して頑張っていた。後発艇は相手の様子が分からず低めのレートで漕いでいた。下の写真は笹目橋手前を漕ぐ2艇の様子。

なかなか差が縮まらないので、後発艇に先行艇のレートをアナウンスして頑張らせてみた。するとレートが上がり少し差を縮めた様に見えたが、少しするとレートが落ちて戻ってしまい。再び元の艇差へ。
結局、初期艇差のままでゴールした。
普段負けている方のクルーは、今日のHoAシミュレーションを高めのレートで漕ぎ通した結果、初期艇差を維持し抜かれなかったので、高めレートに自信を付けた模様。
こういう形で部内の並漕で切磋琢磨しながら練習することで、勝負強さを身に付けて行く。おやじが学生の頃の東大は国内無敵の強さを誇っていたが、その強さは部内の並漕練習で培ったものだった。
頑張ろう、東大ジュニア!