Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後は、1Xトレーニング艇で荒川出艇:

昼過ぎまで吹き戻しの強風が吹いており、荒川は未だラフコンと思われた。白波がチラホラするような状況で1Xレース艇の自艇で出るのは少し危ないと思われた。でもポンドは社内レガッタで閉鎖中。そこで1Xトレーニング艇「杉田」の耐航性テストも兼ねて、杉田で荒川出艇することにした。出艇前は未だ強めの風が吹いており、1人で土手を担いで行くのは危ないので、T大のJr選手に頼んで2人で荒川土手まで運んだ。
下の写真は草地に下ろした杉田号。

早速、荒川に漕ぎ出す。先ずは腕漕ぎからのフィニッシュワーク(ノーフェザー)をタップリ実施。幅の広い杉田号、やはり安定性が抜群でノーフェザーでも全く水面を擦らずに漕ぐ事が出来た。さて、ラフコンでの耐航性能を試すべく、漕ぎ上がるが一向にラフコンになる気配がない。というか、風がドンドン治まり、ついにはベた凪状態に。。。大曲がりまでノーフェザーで漕ぎ上がったところでフェザー付きのLSD漕へ移行。下の写真は大曲で撮った一齣。

ストロークコーチ等の計測機器は何もつけていないので、体感値ではあるが、SR17前後のユッタリしたペースで秋ヶ瀬橋まで上がった。杉田号はバランスが良いのでフィニッシュ後フォワード中に一切擦らずに気持ちよく漕ぐ事が出来た。下の写真は秋ヶ瀬橋で折り返し時。台風一過で晴天の状況が良く分かる。

復路も同様にLSD漕で漕ぎ下った。杉田号は1X導入トレーニング、及び上級者の技術練習を目的としてデザイン・仕様設定した艇だが、荒川をジョギング感覚で漕ぐのに最適な艇であることが分かった。兎に角、安定性が良いので余計な緊張感は無く、また、LSD漕なら通常のレース艇と遜色ないスムーズなローイング感触を楽しむ事が出来る。
そうそう、戸田橋に到着する少し前にウェイクと擦れ違った。丁度満潮時刻で、曳き波がなかなか消えない酷い状態だったが、安定性の良い杉田号は、そのコンディションでも大きくふらつくことなくリラックスして漕ぐ事が出来た。期せずしてラフコンでの耐航性能の良好さを確認することが出来た。
今日は楽しく36kmを漕破することが出来た。ボートは本当に楽しいスポーツだ。
以上