Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

夜間乗艇で24km試漕

oyajisculler2008-12-24

本日は巷ではクリスマスイブ。おやじはキリスト教徒ではないので関係無し。ということで、30日に実施する24km耐久レースに向けて、24kmの試漕をやってみた。
今日は天気予報通り日中も気温が上がらず、最高気温が10℃以下。戸田に着いた日没後は6度位まで気温が下がっていた。でも風は殆どなく水面のコンディションはGood。年の瀬も押し詰まっているためか、好コンディションにも関らず、夜間乗艇しているクルーはチラホラで少なかった。
今日の24km試漕のフォーカスは、低レート(中盤で20〜21)で、水中強度を強く保つこと。また、フィニッシュの押し切りまで確りとブレードの深さをキープして有効レンジを伸ばすことも意識してみた。最初の1周はそれほど頑張らなくても2'18"/500mのペースが出せた。このペースは30日の目標ペース。「おお!2000mレースをやったんで、パフォーマンスが1ランクアップしたか?」と糠喜びしたが、3周目辺りから2'20"/500mをキープするのが難しくなり、いつものペースに戻った。でもこのまま行けば結構良いタイムが出るかな?と気持ちよく漕ぎ進める。5周を終えた辺りでペースが落ち始め,気を抜くと2'24"〜25"/500mがチラチラ。この辺りで他のスカラーは揚がってしまい、ポンドはおやじの独漕。
風がないので鏡の様な水面を、おやじの艇が一筋の航跡を残して漕ぎ進む。夜間ではあるが至福のひと時。波が無いから抵抗は少ない筈だが、水の動きが完全に止まり固まってしまうと、そこを掻き分けて進む艇の摩擦抵抗は逆に増加する様に感じた。どうも水の粒子がある程度動き回っていた方が抵抗が少ないようだ。そういえば、雨が降っている時はボートが軽く進む。あれは雨粒が水面を叩くことにより水粒子が引っかき回されて動きが活性化するためではなかろうか?
最後の2周は気合を入れて水中を強く押し、2'20"/500mペースに戻した。24kmの生タイムは1時間57分。マズマズのタイムだ。昨年も本番前に24kmを試漕したが、そのときはもっと疲労感があったような気がするが、今回は特に厳しい疲労感はなく、いつうもの18kmとさして変わらぬ気がした。今年は毎月200kmのペースで漕破距離を稼いでいるが、Mileaage makes championsの効果が出ている模様。

本日の24km漕データ:

  1. 天候:晴れ、気温約6℃、略無風
  2. 2000mコース*8周、(織り返し15回、給水4回、中断0回)
  3. 巡航距離:24000m−ロス20m*15 = 23700m
  4. 総ストローク数:2431本、ネット本数=2431−折返し3本*15=2386本
  5. DPS:23700m/2386本=9.93m/本
  6. グロスタイム:1時間57分09秒、巡航ネットタイム:117'09"-折返し20秒*15回-給水10秒*4-その他中断0秒=111'29"
  7. 平均レート:2386本/111'29"=21.40
  8. 平均艇速:111'29"/23700m*500m=2'21"1/500m(水温10℃で90%負荷レベル)
  9. 本日のCAL値検証:0.990*(24000/(24140−8m*15))=0.989 (OK)

船台に置いたサンダルが無くなった:

最近、夜間乗艇する時には、船台から出艇するクルーも殆どいないので、船台ににサンダルを置いて出艇している。今日もそうしたのだが、24km漕を終えて船台に着けるとサンダルが無くなっていた。ビニール樹脂製の安物サンダルだが、名前を書いて愛用している。丁度おやじが出艇する時に、普段見かけないブレードカラーのスカラーが出艇しようと準備していた。ひょっとすると彼が履いていってしまったのだろうか?24kmを気持ち良く漕ぎきった気分が一気に萎えた。もし間違って履いていってしまったのなら、そっと返しておいて欲しい。
以上