<リギングINDEX>
これまで約1ヶ月に亘り、纏め上げたリギング考察は以下の通り。
都度、カレンダーで探すのは面倒なので、各々のログURLをINDEXの下に記載する。URLをクリックすれば、見たいログに飛べるようにした。
その9:リギング作業に必要な道具
http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20041021
<リギング纏め>
リギングに関しては、おやじがT大のHCをしていたH3年〜H7年の間に色々な文献やデータを調べた記録や資料が手元に残っており、今回あらためて内容を見返すことが出来て、ちょうど良い機会だった。最近のリギングデータやオリンピックや世界選手権のDVD等観賞、中年になって自分で漕いでみた感覚と知見を元に、社会人クラブのリギングに関して纏めてみた訳であるが、10年前におやじが纏めたT大標準リギング表は、スカルのワークハイト等若干の見直しを加えれば、大学ボート部の標準リギング値として、未だに十分使える資料であることを確認できたのは良かった。ヨシヨシ!
但し、今回の纏めの中で記載した通り、体力が衰え、お腹かが出たオジサン漕手のリギングとしては、この大学クラブの標準梃子比では少し漕ぎ辛いので、インボードを長めにして軽めにする、ワークハイトを少し高めにする、ストレッチャーを少し低めに設定する等、社会人クラブ用リギングのあり方を提案してみた。また、最近、自分でスカルを漕いで新たに得た知見としては、ワークハイトを以前より高めに設定した方がブレードワークをコントロールしやすいこと、また、左右のハイト差を2cmまで大きめに取ることにより、ハンドル操作やバランスコントロールがやりやすくなるということがあった。今後もおやじスカラーとして更に精進を重ね、より良いリギングについて考え、実行してゆきたい。
<文献>
今回リギングを考察する上で参考にした文献・資料は次の通り。
- RIGGING SECOND EDITION by Michael Purcer
- Rowing For All 指導者のためのロウイング入門(日本ボート協会発行)
- 東大漕艇部標準リギング表 (1994.11.22 HC 氏家)
- ボート修理講習会レポート(1993.11.22 HC 氏家)
以上