Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今日からAT漕を導入:

今日のメインメニューは、AT漕:2500m * 2本。行程はいつもの通り秋が瀬M字往復22km。
パドルアップ、静止スタート練習、そしてライトパドル12分漕まではいつもと同じ内容。今日はサイド負けが無く艇が真っ直ぐ走り、バランスも良いので、最初から調子良く漕げた。
秋が瀬鉄橋までの残りの行程で、パドル20本を3セット実施。その後、秋が瀬鉄橋で折り返して、大曲までAT漕実施。下げ潮で順流なので、距離は100m短く2400mとなった。AT漕は昨日のログに書いた通り運動強度レベル80%〜90%で、50歳前後の場合、心拍数は150〜160程度だ。
AT漕は今日が初トライという事でレート設定をどの程度にすれば良いのか迷うところ。我がクルー、実は公認コーチ資格を持った者がおやじも含めて4名乗っている。公認コーチのCOXと整調が何やら相談しており、レートは26でやってみようという事になった。(おやじはSR28辺りが良いと思っていたが。。。)
さあAT漕スタート。SR26と低めなので出だしの300m位までは余裕綽々。500mを過ぎた辺りで有酸素運動へ移行。レートは低いながらもフルレンジで、水中を確り押しているので、それなりに心肺系に負荷が掛かり、丁度良いキツサ加減。(巡航中の艇速は概ね1'51"/500m程度)、前述の通り、バランスが良く漕ぎが安定しているので、気持ちよく漕ぎ続ける事が出来た。(本来、エイトの乗艇というものは、こういうものだ。。。)
大曲に到着したところで、イージーオール。今日はハートレートモニターを装着していないので、COXの合図で15秒間の心拍数を各自でカウントした。(15秒の心拍数を4倍して1分当りの心拍数とする) 1分あたりの心拍数が一番高かったのは、おやじの160。その他は150程度。一応、全員がAT漕のレベルに入っていた。AT漕、初めての取り組みだが、全般的な印象としては、なかなか良かった。
大曲で折り返し、レストはSR18〜19の軽めのライトパドルで秋が瀬まで戻った。
秋が瀬で再び折り返し、2回目のAT漕。レートは1回目と同じSR26。序盤は少し風が逆風気味だったので、艇速やレートが初回よりも少し落ちたが、500m過ぎ辺りから、軽い順風になり1回目とほぼ同じペースとなった。
ラスト400mで足蹴りを入れ、ペースアップ。AT漕終了後に再び心拍数を計測したが、ラストで頑張ったこともあり、1分辺りの心拍数にして皆5ポイント程、1回目よりアップした。思うにラスト200m程は、皆さん無酸素パワーを使って頑張る傾向があるので、心拍数は、メニュー直後でなく、AT漕中盤での心拍数をチェックする必要がある。ワーク中の心拍数をチェックするには、やはりハートレートモニターが必要という事だ。
AT漕終了後は、通常のLSD12分漕を実施。たまたま荷揚げが終わったタンカーに追いかけられる形となり、LSDでなく、SR22〜24のAT漕に近い強度での12分漕になった。(艇速は1'56"/500m程度)
揚艇後のMTGでは、今日の乗艇内容に関し、皆さん満足したというコメントが殆どだった。来週も良い練習としたい。