Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

戸田ロングレースの結果と動画

1月9日(日)の午後、戸田コースで開催された戸田ロングレース(1500m往復の3000mレース)に参加しました。
このレースに向けて、12月にレースシミュレーション(1500m x 2)を3回行いました。
1回目:前半SR24、後半SR26+ラストスパート@荒川
2回目:前半SR26、後半SR28+ラストスパート@荒川
3回目:前半SR28、後半SR30+ラストスパート@戸田コース=本番と同じレートで実施

上記の通り、レース本番は前半SR28、後半SR30+ラストスパートで行いました。

昨年の戸田レガッタや横浜ボートマラソンでは、ライバルの団塊号朱雀や三菱シニアに差を付けられて負けていましたので、今回も彼らには勝てそうにないと予想していました。
即ち、優勝には手が届かないだろうと考え、練習の成果を発揮して、気持ちよく漕ぐ事を目標としました。

水上でのアップ時間が十分に取れないので、岸蹴り前にエルゴでW.Upしました。これが良かった様で、レースではいつもより長いシートレンジで漕げました。
また、昨年度のレースは平均年齢65歳のクルー編成でしたが、今回は65歳以上のメンバー2名が4X+で出漕したので、エイトは60歳以下の若手2名が入りました。
この結果、平均年齢は61.5歳とかなり若返り、水中のレンジ及びドライブが改善しました。

さて、本番レースですが、東風が1m程度と、風が穏やかで水面はフラットでした。
特に往路は軽い順風で、SR29~30でユッタリとしたリズムで気持ちよく漕げました。
折返しは、先に出た四神会がノロノロと折り返し、且つ、止まって休んだ様で、後続の団塊号と三菱を含めた3艇が折返しで渋滞していて、これに続く、我々も渋滞に巻き込まれてしまいました。折返し許容時間は100秒です。
多少強引にでも、急いで回せば良かったのですが、コックスが安全優先で行ったため、100秒を3秒オーバーしてしまいました。(体感的にもオーバーしたと感じました)

復路は軽い逆風。
レートを上げて30としたことと、前半の疲れもあり、後半は少しドライブが落ちました。
それでもラスト500mはラストスパートモードを入れて艇速改善出来ました。

ヘッドレース形式ですので、レース中に自分の順位は分かりません。
でも、練習より良い漕ぎ、艇速が出せた実感があり、初漕ぎ&今年初のレースを気持ちよく漕ぎ終える事ができました。

1.レース結果:

V3 8+のレース結果です。
淡青会エイトは予想外の好成績で2位でした。
60歳以上エイトクルーとしては、初めて?団塊号の朱雀に勝てました。
また、生タイムは11:49で、優勝した三菱シニアの11:48とは1秒差の僅差でした。
ただ、前述の通り、折り返しの渋滞で許容時間を3秒オーバーしたので、公式記録はペナルティー3秒加算の11:52でした。
今回のタイムは2019年のレース記録(12:10)より大幅改善出来ました。
タイム改善の要因は、
(1)P@F付きUT練習やGoPro撮影の乗艇動画共有による漕技改善、
(2)体力に見合ったオール長の見直し(371cm→369cm)によるリズム&タイム落ち改善、
(3)レースに向けたシミュレーション練習

2.戸田ロングレースのレース中動画:
団塊号の小森さんが1750m付近で撮影した動画をYoutubeにアップされました。
V3 8+(60歳以上エイト)の往路と復路の動画です。
SNSで転載しても良いとのことですので、ここに掲載させて頂きます。
戸田ロングレース(前半)
https://youtu.be/91mZgA7mAQM
0:00朱雀(SR34~35)、1:57 三菱(SR32.5)、 2:19淡青会(SR28.5~29)、 3:00ペンタ、 3:38四神会G、 4:12TM図南茨水会、 5:19名古屋君津連合、 5:34パルテ(男女)、 6:19RESIONAL UNIVERSITIES
戸田ロングレース(後半)
https://youtu.be/cECtn-Eiln4
0:00朱雀(SR34.5)、2:26 三菱(SR34)、四神会ミドル、 2:54淡青会(SR32.5→34.5)、 4:02ペンタ、 5:13四神会G、 6:02名古屋君津連合、 6:43パルテ(男女)、 7:31RESIONAL UNIVERSITIES、 8:16TM図南茨水会

3.淡青会エイトのレース中静止画
上記の動画から淡青会エイトの復路の1750m前後の漕ぎを静止画像で切り取ってみました。
シートレンジを大きく使い、Leg Drive(Knees Down)主体で、Softシャフトの撓りを有効に使って艇を効率よく進める漕ぎのイメージが見て取れます。
具体的には以下の点にフォーカスすること:
1)キャッチハーフのKnees Downに注力し、ボディ―スイングは余り使わない。
2)腕はエントリーやブレードリリースでのハンドル上下などブレードワークに専念し、腕で出力せず、クリーンなブレードワークに心掛ける。





以上