Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

CG号、再整備と試運転

 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工

今日は予定ではERGOトレーニングの日だったが、暑くなるという天気予報だったので、ERGOを止めて60分Walkをした。
明日は鶴見川シングルスカルを漕ぐ予定。
最後に乗艇したのは3月21日なので、何と2か月半ぶりの乗艇となる。

鶴見川までは、通常はJRで行くが、電車の車中でコロナ感染のリスクがある。そこで、明日はバイクで鶴見川まで行こうと思う。
Googleナビで検索すると2時間程度で行けるようだ。(コロナの影響か、平日通勤時間帯の道路も普段より交通量が少ない模様)

片道距離は45km程度、2時間と長時間のバイク運転なので、上体及び下肢にはプロテクターを装着して行こうと思う。
また、艇のリギング用具や着替え・サンダルなど、荷物が多め。
そこで、大きめの荷物籠をバイクのリアキャリアに載せて行く予定。

ということで、明日の鶴見川往復のバイク運転に備えて、CG号を整備した。
整備内容は昨日行ったチェーン整備の再確認と、シーソーペダル調整の続き。

1.チェーン整備:
昨日はチェーン注油とテンション調整をした。
テンション調整後にセンタースタンドを立ててエンジンをかけ、そしてギアを入れて後輪を回し、チェーン整備の状態を確認した。
その際、エンジンの脈動により車体・チェーン・後輪が大きく揺れる事象が発生することを確認した。
もしかすると、チェーンテンション調整に不具合があって、上記の事象が発生した可能性がある。
そこで、念のため以下の様に再確認した。

  1. チェーンカバーを外し、チェーンとスプロケットに異常がないか確認:異常なし。
  2. チェーンテンションの確認:弛みは上方振幅のみで15mm、上げ下げの合計振幅で25mm程度。異常なし。
  3. 手で後輪を回してスムーズに回転するかの確認:異常なし。
  4. 後輪車軸位置が目盛りで左右同じ位置になっているかの確認。:異常なし。
  5. 最後にエンジンを起動し、アイドリング回転状態で、ギアを1速から5速まで入れて、後輪を回して確認。:4速、5速辺りになるとエンジンの脈動を増幅するような形でチェーンと車体がガタガタと脈動して揺れが発生。試しにアクセルを回して3000rpm辺りまで回転を上げると脈動は無くなり、スムーズに回転した。

<動画>
CG125Fi アイドリング+5速+後輪空転時の振動(脈動)
https://youtu.be/e0p3zZPBinY


ということで、チェーン調整自体には問題はない事を確認した。
一方で、センタースタンドを立ててアイドリング状態での後輪空転時に猿人の脈動により車体に揺れが発生する。
これは、エンジン(単気筒・バランサー無し)の脈動を起振力とした、チェーン及び車体の共振によるものであると考えられる。
実際の運転ではアイドリング回転数(1200~1500rpm)で4速や5速と行ったハイギアで走ることは殆どない。また、タイヤが地面に設置した状態で後輪を空転させることはありえない。
ということで、アイドリングでの後輪空転時の脈動を、心配する必要はないと判断した。

<写真>
 チェーンカバーを取り外し、チェーンを剥き出しに。
 車軸位置を確認:左側車軸位置は目盛り1.2。
 同上、右側の車軸位置は目盛り1.2で、左側と同じ。

2.シーソーペダルの曲げ加工をバーナー加熱で再トライ:
昨日は常温での冷間曲げ加工を試みたが、Frontペダルはアームが長いのである程度曲げる事が出来た。しかし、Rearペダルはアームが短いのでほんの少ししか曲がらなかった。
昨日、曲げ加工後に運転して確認したが、Front側は改善が実感できた。しかし、Rear側の改善は十分ではなかった。
そこで、今日はガスバーナーでペダルアームを加熱し、木槌で叩いて曲げてみた。
この結果、Rear側も曲げる事ができた。
また、Front側も同じくバーナーで加熱して、更にもう少し曲げてみた。
これをエンジンに装着して、シフト操作を確認したところ、Rearペダルのシフトダウンが非常にやりやすくなりました。
また、Front側もシフトアップ時に意識せずとも確り踏み込めるようになった。
これにてシーソーペダルの高さ調整(曲げ加工)は完了。
Good!

<写真>
 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工
 加熱曲げ加工によりRearペダルは加工前より1cm程度Up
加熱曲げ加工後のシーソーペダル(完成状態)
 シーソーペダル曲げ加工(加熱曲げ)のBefore & After
 Frontペダル:長さ15.5cm
Rearペダル:長さ14.5cm
シーソーペダルの全長(Front~Rear):29cm


3.日向薬師まで試運転:
CG号の整備を終えて、昼飯までにまだ少し時間があったので、上記整備の成果を確認するため、試運転をした。
この試運転では、明日の鶴見川往復の運転の練習として、上着と下肢のプロテクターのフル装着、及びリアキャリアに明日載せる荷物籠を積んで走った。

リアキャリアに荷物籠を積載しての試運転。

折角走るので、6月1日から公開を再開した日向薬師の宝殿を見学してきた。
日向薬師の宝殿には、本尊の薬師如来の他に四天王、十二神将などの国指定文化財が多数展示されており、有意義な見学が出来ました。

 日向薬師:宝殿の入り口
 宝殿に収蔵された国指定文化財のリスト

また、CG号も大変快調で、特にRearペダルが踏みやすくなった。
これでシフトダウンによるエンジンブレーキ操作がやりやすくなった。

明日は鶴見川でスカル乗艇。楽しみだ。

以上